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恐るべき子供たち 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2020/07/16 |
| JAN | 9784041092460 |
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恐るべき子供たち
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商品レビュー
3.2
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初読んだ時に眠かったのもあってふんわりラストに辿り着いてしまったのですぐに読み直したところ、少し読みにくい文章なのに物凄く自分を惹きつける!描写にうっとりするところも多く驚きました。その後も好きなところを何回も読み直しています。 特に146ページのダルジュロが嘲笑を大成した、あたりなどゾクゾクする!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
美しい姉エリザベートと気の弱い弟ポール。二人は愛し合っている。しかし、姉の親友アガートが弟に恋をし、嫉妬した姉は手紙を破くなど二人の恋を引き裂く。絶望した弟は病み、アヘンを飲んで自殺、さらに絶望した姉はピストル自殺。最後は怒涛の展開。いろいろと勢いのあるまさにフランス文学である。
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ほとばしる感情の波が言葉となってその部屋を包む。エリザベートとポールにとっての聖域は、しかし出会いによって侵され、徐々に関係性を変えていく。まるで真っ白に降り積もった雪にどかどかと足跡をつけていくかのように。だから彼らは大人になることを拒むのだろう。美しいままでいるために。我らが...
ほとばしる感情の波が言葉となってその部屋を包む。エリザベートとポールにとっての聖域は、しかし出会いによって侵され、徐々に関係性を変えていく。まるで真っ白に降り積もった雪にどかどかと足跡をつけていくかのように。だから彼らは大人になることを拒むのだろう。美しいままでいるために。我らが聖域をこれ以上破壊される前に。閃光のごとき感情を放ちながら。 括弧を使わずに台詞を表現する訳によって舞台劇の様相を示し、劇として箱庭の崩壊が表現される。その躍動感と神秘性が私には痛々しくも魅惑的に映った。
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