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そこにはいない男たちについて
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そこにはいない男たちについて

井上荒野(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2020/07/15
JAN 9784758413534

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商品レビュー

3.5

44件のお客様レビュー

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2024/09/29

夫婦仲が冷めきり「いない」同然の夫を大嫌いになった女と愛する夫がを喪った女。どちらが可哀想なのかなんて天秤にかけることが出来ないと思うけれど。 井上荒野さんの作品を読むと「女」はいつまでも「女」なんだよな、と改めて思う。 「ええ、わかったの。どうしてあんなにきらいな夫と別れ...

夫婦仲が冷めきり「いない」同然の夫を大嫌いになった女と愛する夫がを喪った女。どちらが可哀想なのかなんて天秤にかけることが出来ないと思うけれど。 井上荒野さんの作品を読むと「女」はいつまでも「女」なんだよな、と改めて思う。 「ええ、わかったの。どうしてあんなにきらいな夫と別れなかったのか。私は夫のことをずっと きらいでいたかった。だから別れなかったんです」

Posted by ブクログ

2024/09/27

夫を突然亡くしてしまった女性と、夫と会話をすることがなくなってしまった女性。ちがうかたちでの寂しさがあって、でもふたりの共通点は「そこには求めている男がいない」ということ。 没頭できた。 なんてことはないお話だけれど、みながなにかしら共感できるようなものではないかしら、と。 ...

夫を突然亡くしてしまった女性と、夫と会話をすることがなくなってしまった女性。ちがうかたちでの寂しさがあって、でもふたりの共通点は「そこには求めている男がいない」ということ。 没頭できた。 なんてことはないお話だけれど、みながなにかしら共感できるようなものではないかしら、と。 人との関係は変わり続ける。 そこに少しの寂寥感と希望と、いろんな思いの色がマーブルとなって渦をまくような感じ。 料理がまたこのお話のスパイスなのかな。

Posted by ブクログ

2024/08/31

好きな夫を亡くした実日子と嫌いな夫と暮らすまりの章が交互に続く小説。   実日子が元気を取り戻してきたのはいいが、最愛の夫が亡くなって一年半くらいで好きになるものかなと疑問だった。 しかし、寂しさを埋めようと誘った実日子に、「当て馬になるのはごめんです。僕は、僕と寝たいと思って...

好きな夫を亡くした実日子と嫌いな夫と暮らすまりの章が交互に続く小説。   実日子が元気を取り戻してきたのはいいが、最愛の夫が亡くなって一年半くらいで好きになるものかなと疑問だった。 しかし、寂しさを埋めようと誘った実日子に、「当て馬になるのはごめんです。僕は、僕と寝たいと思っている女のひととしか寝たくない」とだけ言って去る勇介の人間性がいい。読みやすくて面白かった。

Posted by ブクログ