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そこにはいない男たちについて
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そこにはいない男たちについて

井上荒野(著者)

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そこにはいない男たちについて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2020/07/15
JAN 9784758413534

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商品レビュー

3.5

42件のお客様レビュー

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2024/08/31

好きな夫を亡くした実日子と嫌いな夫と暮らすまりの章が交互に続く小説。   実日子が元気を取り戻してきたのはいいが、最愛の夫が亡くなって一年半くらいで好きになるものかなと疑問だった。 しかし、寂しさを埋めようと誘った実日子に、「当て馬になるのはごめんです。僕は、僕と寝たいと思って...

好きな夫を亡くした実日子と嫌いな夫と暮らすまりの章が交互に続く小説。   実日子が元気を取り戻してきたのはいいが、最愛の夫が亡くなって一年半くらいで好きになるものかなと疑問だった。 しかし、寂しさを埋めようと誘った実日子に、「当て馬になるのはごめんです。僕は、僕と寝たいと思っている女のひととしか寝たくない」とだけ言って去る勇介の人間性がいい。読みやすくて面白かった。

Posted by ブクログ

2024/05/06

井上荒野さんの小説は「生皮」に続いて2作目。 「生皮」にしろ、この「そこにはいない男たちについて」にしろ、人間のいやーな関係性の書き方がとっても生々しくて好き。 特に関係が冷め切ってる夫婦のコミュニケーションがめっちゃリアル。 やることなすことが全部その人を嫌いになる理由になって...

井上荒野さんの小説は「生皮」に続いて2作目。 「生皮」にしろ、この「そこにはいない男たちについて」にしろ、人間のいやーな関係性の書き方がとっても生々しくて好き。 特に関係が冷め切ってる夫婦のコミュニケーションがめっちゃリアル。 やることなすことが全部その人を嫌いになる理由になっている感じ。 他人からすれば、そんなに嫌いなら別れちゃえば良いのにって思うけど、そうもいかないならその理由をもっと突き詰めて考えないと誰も幸せになれない。 なんて第三者の立場からは冷静に言えるけど当事者になると難しいんだよな。 わかるわかる。 とりあえず「どっちが不幸か勝負」ほど不毛な物は無いなって最近思う。 相手より自分の方が大変な目に合ってる、つらいっていう事に気持ち良さを感じたら、今精神状態が不健全だなって自覚するように心がけてる。 これほんとに大事な事なので義務教育で教えて欲しかったっすよ(笑

Posted by ブクログ

2024/04/04

まりの気持ちも分かる気がする。 ここにはいないと思っていた時も本当にはいたんだろうな。気づいていなかっただけで。自分に興味を持ってくれなくなった夫が嫌いだったわけで、プライドの高かったまりが素直に自分をぶつけることができなかったことが悲劇なんだろう。 確かに愛し合っていたと言い切...

まりの気持ちも分かる気がする。 ここにはいないと思っていた時も本当にはいたんだろうな。気づいていなかっただけで。自分に興味を持ってくれなくなった夫が嫌いだったわけで、プライドの高かったまりが素直に自分をぶつけることができなかったことが悲劇なんだろう。 確かに愛し合っていたと言い切れる実日子のほうが幸せなんだと思う。

Posted by ブクログ

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