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そこにはいない男たちについて
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そこにはいない男たちについて

井上荒野(著者)

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そこにはいない男たちについて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2020/07/15
JAN 9784758413534

そこにはいない男たちについて

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商品レビュー

3.5

46件のお客様レビュー

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2025/02/05

まりが、「夫のことを嫌いでいたかったから別れなかった」と言ったのがリアル 実日子が勇介を最初に誘ったときに勇介が「夫の代わり」だと悟って対応しなかった… 近くにいた男性のことをただ人恋しくて近くにいて欲しいのか、その人のことが本当に好きで一緒にいたいと思うのか 本人も自覚でき...

まりが、「夫のことを嫌いでいたかったから別れなかった」と言ったのがリアル 実日子が勇介を最初に誘ったときに勇介が「夫の代わり」だと悟って対応しなかった… 近くにいた男性のことをただ人恋しくて近くにいて欲しいのか、その人のことが本当に好きで一緒にいたいと思うのか 本人も自覚できないこともあるかもしれない

Posted by ブクログ

2025/01/23

いるけどいない男と、もういない男に苦悩する女性がリアルだった。人間らしくて、さらっとお酒を酌み交わし悩みを打ち明ける感覚がいい...。 日常生活をこっそり垣間見るような素朴さと、秘密を共有しているという後ろめたさがあった。 案外人間はこんなものだと思える展開で面白かった。読みやす...

いるけどいない男と、もういない男に苦悩する女性がリアルだった。人間らしくて、さらっとお酒を酌み交わし悩みを打ち明ける感覚がいい...。 日常生活をこっそり垣間見るような素朴さと、秘密を共有しているという後ろめたさがあった。 案外人間はこんなものだと思える展開で面白かった。読みやすくもあった。

Posted by ブクログ

2024/09/29

夫婦仲が冷めきり「いない」同然の夫を大嫌いになった女と愛する夫がを喪った女。どちらが可哀想なのかなんて天秤にかけることが出来ないと思うけれど。 井上荒野さんの作品を読むと「女」はいつまでも「女」なんだよな、と改めて思う。 「ええ、わかったの。どうしてあんなにきらいな夫と別れ...

夫婦仲が冷めきり「いない」同然の夫を大嫌いになった女と愛する夫がを喪った女。どちらが可哀想なのかなんて天秤にかけることが出来ないと思うけれど。 井上荒野さんの作品を読むと「女」はいつまでも「女」なんだよな、と改めて思う。 「ええ、わかったの。どうしてあんなにきらいな夫と別れなかったのか。私は夫のことをずっと きらいでいたかった。だから別れなかったんです」

Posted by ブクログ