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最新 宇宙の謎に迫る 天文学最前線 GEOペディア
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 清水書院 |
発売年月日 | 2020/07/07 |
JAN | 9784389501198 |
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
走り読みですが、宇宙の深淵さを覗き見た印象でした。この本をきっかけにまた別の関係図書を読みたいと思います。
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何年も前に宇宙のことにはまって、理論の解説書や雑誌、写真集をよく読んだことがあった。この本は、最新の宇宙探査の成果が書かれているということで読んでみた。 ・ブラックホールを映像として捉えた。 ・「はやぶさ1・2」が小惑星「イトカワ」のサンプルを採集し、「リュウグウ」に着陸した。 ...
何年も前に宇宙のことにはまって、理論の解説書や雑誌、写真集をよく読んだことがあった。この本は、最新の宇宙探査の成果が書かれているということで読んでみた。 ・ブラックホールを映像として捉えた。 ・「はやぶさ1・2」が小惑星「イトカワ」のサンプルを採集し、「リュウグウ」に着陸した。 ・重力波を捉える試みが着々と進んでいる。 ・132億光年のかなたの宇宙の塵を発見。宇宙が誕生してから6億年の間に、たくさんの星が生まれ、死んでいったことを示している。 ・135億光年のかなたに星形成の痕跡を発見。宇宙誕生数億年で、すでに星雲が生まれていたのだ。 ・すばる望遠鏡が土星の衛星を新たに20個発見。衛星の数は82となり、木星のそれを上回った。 ・新しい知見ではないが、藤原定家の「明月記」には、1006年(SN1006)と1054年(かに星雲)の超新星爆発のことが書かれている。ー私も明月記を読んでみたが、確かに「客星」という表記で出てくる。知り合いの陰陽師から教えてもらったのだ。 超新星爆発にはニュートリノが大いに関わっているかもしれないそうだ。 ・宇宙ができてやく7億8000万年後の銀河の数より、その6000万年後のほうが銀河の数が減っている。銀河が合体を繰り返して、より大きな銀河を形成していったのだ。 ・宇宙の膨張速度は、ビックバンから90億年後まではじょじょに減速していたのに、逆にそれから加速している。ダーク・エネルギーが作用しているのではないか。 ・回転している銀河の外縁は、後ろに引き伸ばされていくはずなのに、銀河はそのままの形で回転している。ダーク・マターの働きではないか。 ・宇宙は、ダーク・マター26.8%、ダーク・エネルギー68.3%、原子4.9%(質量)で構成されている。 ・木星型惑星は、太陽系形成当時は太陽の近くにあり、その後外へ移動した。その際に氷の小惑星を内側へ押しやり、それによって地球は水の惑星になる事が出来た。 ・77万年前から12万年前の時代をチバニアンと呼ぶことが決まった。地球の地磁気が逆転した最後の時期であった痕跡がある。 ・木星と土星の衛星に生命が存在する可能性がある。 ・木星、天王星、海王星にも輪がある。 ・土星の輪は約1億年前に形成され、1億年後には消滅する。 後、太陽や地球、月についていろいろと詳しいが省略。まあ、銀河やその外の宇宙については書かれていないが、太陽系内のことについては非常に手際よく分かりやすくまとめてある。
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天文学の今を簡潔明瞭に解説している一冊。 天文学は古参の学問ですが、現在もこれからも主役であり続ける分野です。 人類は地球の保全と探索を進めながら、空にも目を向けなければなりません。 開拓するにはあまりに広大な世界ですが、我々はどこまで先が見えているのでしょうか。 コンパクトに纏...
天文学の今を簡潔明瞭に解説している一冊。 天文学は古参の学問ですが、現在もこれからも主役であり続ける分野です。 人類は地球の保全と探索を進めながら、空にも目を向けなければなりません。 開拓するにはあまりに広大な世界ですが、我々はどこまで先が見えているのでしょうか。 コンパクトに纏められた解説と綺麗な画像によって、宇宙に対する理解が深まりました。 月と火星への人類移住についても触れられていますが、もう夢物語ではありませんね。 地球を飛び立つときには、宇宙に出ても恥ずかしくない存在に人類がなっていることを願います。
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