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大内氏の興亡と西日本社会 列島の戦国史3
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2020/06/26 |
JAN | 9784642068505 |
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大内氏の興亡と西日本社会
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
あれだけ力を持ってきた大内氏がなぜ崩壊したのか?彼らが西日本の各地を刺激し、分裂し、統合へと向かう。それを地域ごとに解説していて分かりやすい。 東の尼子氏への対応を穏便に済ませ、九州に執着する動きに家臣団や従属勢力は不満を募らせるが、文化面は勿論の事、前巻で取り上げられていた貿易...
あれだけ力を持ってきた大内氏がなぜ崩壊したのか?彼らが西日本の各地を刺激し、分裂し、統合へと向かう。それを地域ごとに解説していて分かりやすい。 東の尼子氏への対応を穏便に済ませ、九州に執着する動きに家臣団や従属勢力は不満を募らせるが、文化面は勿論の事、前巻で取り上げられていた貿易の収入が大きいよね。ならば、現地で細川とトラブって火をつけるわ、住民にまで手を出すわ、なんてせずにさ。それ以上に後期倭寇も厄介だが。 それにしても、尼子氏の動きは理解に苦しむ。新たな領土を得ても管理出来ていないのに、東進し上洛を目指す無謀さ。中国地方と畿内地域を結びつけるきっかけとはなるが。七難八苦の名言も光るあの結末ゆえ、後々、悲劇のヒーロー化するが、大内氏と対等に見るのは過大評価過ぎるとの事。 琉球王国や石見銀山にも目を向けている点が興味深かった。江戸時代とは違い、銀山管理は間接支配。ただ、支配者交代時に前任の管理者は腹を切らされたり、大変だ。
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16世紀前半の西日本における戦国争乱の展開を辿り、石見銀山の開発を契機とした東アジア海域の変貌と大内氏の動向との接続を試みる一冊。混迷する各地の状況と、大内氏が及ぼした広範な影響力が印象的。
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16世紀前半の大内氏を中心に分裂から統合へ向かう西日本を周辺を見ていった本になります。 交易史を書いてる貴重な本だと思います。
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