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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | クロスメディア・パブリッシング/インプレス |
発売年月日 | 2020/07/02 |
JAN | 9784295404255 |


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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者は本間拓哉氏。一般社団法人IT顧問化協会代表理事、(株)I経営ワークスや(株)DXソリューションの代表取締役。 感想。 今知りたい情報がたくさん詰まってました。読んでよかったです。 採用管理、労務管理、勤怠管理、給与計算、経費管理、会計、グループウェア、通信インフラ、セキュリティ、テレワーク、名刺管理、営業管理、販売管理、マーケティング、等々。易しく整理して頂いている。 タイトルは、本質はそうなんでしょうが、読者目線からすると期待と異なる感情を抱かせるかも。 備忘録。 ・経営者が現状に問題を感じて「ITシステムを活用して問題を解決したい」と考えているのに、IT活用・導入をを実現できる人材が社内にいないケースが非常に多い。(←これ) ・経営者の方々は売上アップを望んでいる。IT活用で業務が効率化して、それが実際の売上や利益に繋がるか。単なる効率化だけで、それにITツール利用の月額利用料がかかるなら、現状のままで良いのではないかと。 ・著書らは、IT活用が、バックオフィスの最適化が、最後は売上蔵に繋がらことを理解し、そのために必要な手順を策定し、導入支援をするという。 ・ポイントは数字を盛り込んで可視化すること。見えにくい間接コストを可視化し、ITによってどれだけ削減できるか。間接コストの負担は現場にかかることを経営者は理解する必要がある。我慢させつつ、残業を抑制させて、などしてたらまずい。 ・著者らがバックオフィスの最適化を考える場合、会計ソフトにどうやってデータを落とし込むか、を、まず考える。どんな業務フローも、大概は最終的に会計ソフトに繋がる。 ・自社の環境に合ったITツールを選んで導入しても、グループウェアやインフラの整備がイマイチでは、バックオフィスの最適化は叶わない。 ・ITシステム導入には初期設定が必要不可欠。この設定には、「使い勝手を上げるための設定」と、「それがなければ運用できない設定」がある。 ・自社にオンプレミスのシステムを持ち、そのオンプレミスのシステムを使いつつ、クラウドのシステムも併用するのもあり。ポストモダンERP。
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私も著者と同じくバックオフィスのIT化を15年ほどやってきており、同様の本を何冊も読んだが、本著の素晴らしいところは非常に解像度が高いところである。 一部のコンサルティングファームが出す本にありがちな抽象的、通り一遍の説明でなく、システム化に関して本当に大事な勘所がしみじみ理解出...
私も著者と同じくバックオフィスのIT化を15年ほどやってきており、同様の本を何冊も読んだが、本著の素晴らしいところは非常に解像度が高いところである。 一部のコンサルティングファームが出す本にありがちな抽象的、通り一遍の説明でなく、システム化に関して本当に大事な勘所がしみじみ理解出来るよう説明されている。 特に中小企業、スタートアップ企業のバックオフィスIT化推進する人は本書の通りにやればそれだけで劇的な成果が出ると思う。 特に膝を叩いたのが、基幹系システムで経験豊富なSEやコンサルが暗黙的に理解していることとして「全ての取引データは会計に繋げるべし」という勘所の記載。 これは会計に繋げることにより経理部門の工数削減だけでなく会計データと原始データを紐づけることにより、「利益の内訳をそれぞれの取引までドリルダウンする」ことが出来ることが出来るようになる。 経営指標となるKPIは基本、財務値とリンクさせることにより初めて芯をくったPDCAを回すことができる。会計データに取引データが紐づくので事業部はかいつまんだ報告や誤魔化しができなくなり本当の意味で改善する必要が出てくる。これが大事なのだ。 このようにデータの精度を上げ意味のあるものにすると言う点が、基幹システム導入において超重要な事柄なのだがこれについてその必要をきちんと理由をつけ説明している本は少ない。 本著はこれに留まらず本質をついたアドバイスが非常に多い。プロジェクトの進め方、特に関係者の巻き込みなど実務的に核心をついた金言も豊富である。 著者はクライアントのかなり深い部分に入り込んでIT化進めていったのだろうと関心させられる。
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具体的にどうこうではなく、何をしていいかわからない中小零細企業がDXやITって何?と知るためにはお勧めできる。 あらゆる業務はデータとなり、会計として落とし込まれるという記述も納得できる。問題があれば、関連する数字に表れるし。 ITに限らず、新しい試みに対する社内の反対をどう...
具体的にどうこうではなく、何をしていいかわからない中小零細企業がDXやITって何?と知るためにはお勧めできる。 あらゆる業務はデータとなり、会計として落とし込まれるという記述も納得できる。問題があれば、関連する数字に表れるし。 ITに限らず、新しい試みに対する社内の反対をどう説得していくかという記述は、悩んでいる担当者にとってはいいヒントになると感じる。
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