よこいしょういちさん

かめやまえいこ(著者)

• 販売会社／発売会社: KTC中央出版
• 発売年月日: 2020/06/23
• JAN: 9784877584870

商品レビュー

2024/10/15

じんわりと戦争の酷さを伝えてくる。アメリカ兵を殺しちゃったよね。木の皮から糸を作り、機織り機を作って服を作った。物作りが心の支えだったとか。伴侶となった美保子さんはなんか立派な人だなあ。黒白だけの切り絵が素晴らしい。

2023/03/03

2023年3月1日（水）朝学
5年B組
今日読む本の前に、２冊の本を紹介しました。その２冊のうちの１冊です。
（もう一冊は、『レイチェル・カーソン物語 なぜ鳥は、なかなくなったの?』です）
おはなし会の終わりに、担任の先生の許可をもらい、
「読めなかった２冊を、翌日まで学校に置いていくので読んでみて下さい」
と伝えました。
読んでくれる子がいると嬉しいな。
（読み手:H）

2020/09/11

横井庄一さんは、終戦後も28年間ずっと島に隠れ住んでいた人で、私にとってはテレビ画面の向こうで見たことがある人でした。

子ども時代を知り、“発見”されるまでどのように生きてきたかを知り、日本での暮らしを知り、家族への思いを知る。
次の世への夢も。

横井さんの輪郭が、少しだけ見えてきたように思う。

横井さんが近くなることで、戦争の非情さと無責任さを、また一つ知る。

切り絵と文章が、読み手に考える余地を残してくれている。