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去られるためにそこにいる 子育てに悩む親との心理臨床
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本評論社 |
| 発売年月日 | 2020/06/23 |
| JAN | 9784535563919 |
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去られるためにそこにいる
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商品レビュー
4.6
25件のお客様レビュー
今までかなりの数の子育て本、心理学の本、発達障害の本を読んできた。正直、この一冊で良かったんじゃないか?答えがここにあった! 小さな子供との接し方、死とはどういうことか、子供が仕事を休んだら、好きにしていいよという命令、など、 サブタイトルの「子育てに悩む親との心理臨床」の範囲...
今までかなりの数の子育て本、心理学の本、発達障害の本を読んできた。正直、この一冊で良かったんじゃないか?答えがここにあった! 小さな子供との接し方、死とはどういうことか、子供が仕事を休んだら、好きにしていいよという命令、など、 サブタイトルの「子育てに悩む親との心理臨床」の範囲を越えて、一生分の人の在り方について、とてもわかりやすく語ってくださっている。 一番強く響いたのは「小言を言わないこと」。 例えば「靴を揃えなさい」なんて、躾だと思って言うし、何度言っても揃えなかったら、怒れちゃう!その奥にある親の心理まで考えたこともなかった。 「生きていて良かったと思える道を探すこと」が人生の目標かも?ってことが、田中先生の考え方の根底にある。 学校に行くことが、仕事を続けることが、 「生きていて良かった」につながることもあるし、そうでないこともある。 家庭では、小言と指示をせず、 「ここにいていいんだ。生きていてよかった」と子供が感じられるように、と。 それは簡単なことではなくて 四人の子育てをしてきた田中先生自身も、まだまだ失敗をする、と言っている。 例えば、子供の部屋に蜘蛛がいて怖かったと話してきたら「言ってくれれば外に出してあげたのに」「蜘蛛は悪い虫食べてくれるから良いんだよ」とか、言うよね? まずは「それは怖かったよね。話してくれてありがとう」って言うべきだった、とは田中先生の体験談。 一朝一夕には 私の口癖も小言も辞められないけど、 心の片隅に「生きていてよかったと思えるように」の気持ちがあれば、 子供が求めているのは 子供じゃなくても人が求めてるのは 共感と感謝の言葉だと わかっていれば、 一進一退しながらも 良かったと思える日々になると確信した。 これは名著! 全ての人に読んでほしい一冊!
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母となってから、子育てに悩み続けた日々でした。不安や後悔や苛立ち、何が正解なのかわからず、たくさんの育児書に答えを求め続けてきました。その中でもこの本に出会って、いままでの自分が少しだけ救われたような気がします。この本は、これまで自分が子供に対してできていなかったことに気づかせて...
母となってから、子育てに悩み続けた日々でした。不安や後悔や苛立ち、何が正解なのかわからず、たくさんの育児書に答えを求め続けてきました。その中でもこの本に出会って、いままでの自分が少しだけ救われたような気がします。この本は、これまで自分が子供に対してできていなかったことに気づかせてくれたし、誰からもサポートしてもらえなかった(自分の子供への)接し方があながち間違っていなかったかもしれないとも思わせてくれました。孤独だった私の育児に、はじめて理解者を得たような、これからの指針になるような、そんな大切な本になりました。 さまざまな年代の、さまざまな個性をもった子供たちとの向き合い方に悩む、たくさんの親御さんたちに読んでいただきたい一冊です。
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指示命令をせず、子どもを信じて見守る大切さについて書かれた本。同じような主張はあらゆる本で目にするしその度にその通りだと思うのに、慌ただしい日々を送る中でついその意識が薄れ子どもに口うるさく言ってしまう。 親の役割は、子どもが安心して旅立っていけるよう励まし見守ること。 求めら...
指示命令をせず、子どもを信じて見守る大切さについて書かれた本。同じような主張はあらゆる本で目にするしその度にその通りだと思うのに、慌ただしい日々を送る中でついその意識が薄れ子どもに口うるさく言ってしまう。 親の役割は、子どもが安心して旅立っていけるよう励まし見守ること。 求められてもいないのにあれこれアドバイスせず、もし本当に困ったときは頼れるだろうと子どもに思ってもらうこと。親の役割はその程度でいいのだと、この本を読んで改めて心に刻みました。 「去られるためにそこにいる」 子どもの旅立ちを邪魔せず、口出しせず、安心して帰れる場所として、安定して「そこにいる」ことも大切にしたい。
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