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戦国大名の経済学 講談社現代新書2575
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戦国大名の経済学 講談社現代新書2575

川戸貴史(著者)

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戦国大名の経済学 講談社現代新書2575

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/06/17
JAN 9784065200155

戦国大名の経済学

¥605

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2024/01/06

貫高制から石高制への移行について、学生時代の時にはモヤモヤしてたが、この本を読んでとても腹落ちした。

Posted by ブクログ

2023/11/08

何故戦国時代に貨幣経済になってまた米が使われる様になったとか時代の背景を含めて書いてある。作者の言う様に信長の場合天才というより現実的に手を打っていった(ミスって放置してるのもあるけど)のが要因とか説得力があるし、戦争に1回幾らかかるとか鐚一文の由来とか読んでいて楽しかった。 あ...

何故戦国時代に貨幣経済になってまた米が使われる様になったとか時代の背景を含めて書いてある。作者の言う様に信長の場合天才というより現実的に手を打っていった(ミスって放置してるのもあるけど)のが要因とか説得力があるし、戦争に1回幾らかかるとか鐚一文の由来とか読んでいて楽しかった。 あとがきにもあるけど参考資料、論文の多さ!お疲れ様でした。

Posted by ブクログ

2023/08/27

戦国時代でも下部構造としての経済が上部構造の政治に影響を与えていたんだな。応仁の乱も下降気味の経済で縮小するパイを奪い合う競争の激化によるものと捉えることもできそう。大航海時代が日本の経済に、ひいては政治史に大きな影響を与えていたこともわかった。大名の財源、貫高性が革新的だったが...

戦国時代でも下部構造としての経済が上部構造の政治に影響を与えていたんだな。応仁の乱も下降気味の経済で縮小するパイを奪い合う競争の激化によるものと捉えることもできそう。大航海時代が日本の経済に、ひいては政治史に大きな影響を与えていたこともわかった。大名の財源、貫高性が革新的だったが銭不足から石高性の米ベースに回帰したこと、南蛮貿易と銀の生産、楽市楽座と徳政の実際、実効性を持たなかった信長の貨幣政策など。 武器や日当やその他の品々の当時の価値を現代に置き換えてくれるので、もちろん当時と生活の水準が違うことは知ったうえで、実感を持って考えることができる。元来の戦国時代のイメージをひっくり返してくれた良著。

Posted by ブクログ

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