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じごくゆきっ 集英社文庫
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じごくゆきっ 集英社文庫

桜庭一樹(著者)

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じごくゆきっ 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2020/06/19
JAN 9784087441246

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じごくゆきっ

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商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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2024/07/20

短編集だったんか、コレ…。 異形コレクション初出のものもちらほら。2005年てマジか。 だからなのか、初期寄りの桜庭一樹みも感じた。

Posted by ブクログ

2024/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「砂糖菓子〜」の時もそうだったけど、改めて子どもは生まれ落ちた先が地獄でも逃げることなんて簡単に出来ないんだなと。耐えてサバイブ出来た人間だけが大人になれるんだ。砂糖菓子の時は理不尽という棒で頭をガツンと殴られたような衝撃だったけど、これは真綿で首を絞められてる感じ。私は本のこちら側で祈るしかできない。みんな生きてね。生き残ろうね。

Posted by ブクログ

2023/10/17

文の一つ一つは読みやすいのに、物語は湿っていて、重い。それでいて手が止まることのない面白さ。読み進めていくごとに、各々が抱えた「じごく」を、解消できない孤独感を見せられる。やるせなさに包まれる。でもまた読みたくなる。なんで?ほんとにすごい。「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」もそうだ...

文の一つ一つは読みやすいのに、物語は湿っていて、重い。それでいて手が止まることのない面白さ。読み進めていくごとに、各々が抱えた「じごく」を、解消できない孤独感を見せられる。やるせなさに包まれる。でもまた読みたくなる。なんで?ほんとにすごい。「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」もそうだったが、ただの鬱小説ではなく、書かれている人々の感情、嫉妬、自己愛、狂気、孤独、偏愛、焦燥感、ぜんぶが刺さって抜けない。読み返したくなる。ただ嫌な展開を書くだけなら誰でもできるけど、それすら良いところに変えてしまうほどの圧倒的なストーリー構成力。 ジャンルを問わない短編集だが、それぞれのジャンルの世界観の面白さが際立つというより、桜庭一樹さんの書く人間の醜さだったり、弱さだったり、愚かさだったりをベースとして世界観がスパイスになっているという感じであった。 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を読みこちらにも手を出したが、この方の描く世界が、「じごく」がすごく好きだ〜。

Posted by ブクログ