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避けられた戦争 一九二〇年代・日本の選択 ちくま新書1499
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避けられた戦争 一九二〇年代・日本の選択 ちくま新書1499

油井大三郎(著者)

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避けられた戦争 一九二〇年代・日本の選択 ちくま新書1499

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2020/06/10
JAN 9784480073211

避けられた戦争

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商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2022/12/01

詳細な史実の列挙、分析。歴史は種々の要因が積み重なって起きるということを記載。その点は評価。 知識人やマスコミの意見が歴史に影響を与えた、ということが頻繁に記載されている。彼らが大衆煽動したり、政治家に影響を与えたということ。恐ろしいこと。 最後に安倍首相の談話に関する批判がある...

詳細な史実の列挙、分析。歴史は種々の要因が積み重なって起きるということを記載。その点は評価。 知識人やマスコミの意見が歴史に影響を与えた、ということが頻繁に記載されている。彼らが大衆煽動したり、政治家に影響を与えたということ。恐ろしいこと。 最後に安倍首相の談話に関する批判がある。 読了180分

Posted by ブクログ

2022/04/09

題名は「避けられた戦争」だが、「戦争は避けられなかった」が正直な読後感。先の戦争についてどこで道を誤ったのかを論じる書は多いが、そのほとんどは満州事変、国連脱退、2.26事件、日独伊三国同盟、仏印進駐、Hullノートへの対処などを挙げる。が、それらよりもずっと前にレールが敷かれて...

題名は「避けられた戦争」だが、「戦争は避けられなかった」が正直な読後感。先の戦争についてどこで道を誤ったのかを論じる書は多いが、そのほとんどは満州事変、国連脱退、2.26事件、日独伊三国同盟、仏印進駐、Hullノートへの対処などを挙げる。が、それらよりもずっと前にレールが敷かれており、引き返す機会があったのは1925~27の若槻内閣と、1930年新関税協定締結後の外交政策にあったと著者は主張する。自分にはその正誤を論じる見識はないが、日本が大きく道を外し始めた主要な要因は1927年に誕生した田中義一首相・外相の外交、政治センスのなさにあると感じた。蒋介石の実力を見くびり張作霖支援に固執するなど、とにかくセンスがない。ただこういう人物が首相になってしまうのも当時の必然であって、仮にもう少しマシな人物が首相になったとしても、いずれ第二、第三の田中義一が現れて戦争に突き進んだように思われる。結局当時の日本社会の未熟さがそうさせているのであって、敗戦で手痛い仕打ちを受けるまでは国民の意識を変えることは難しかっただろう。歴史は様々な選択の連続と言われるが、どの選択も必然性があって選ばれており、誰かがサイコロを振って決めている訳ではないのだ。

Posted by ブクログ

2022/03/31

1920年から日中戦争までのアジア史を日本中心にあつかったものである。高校で歴史総合に合わせて、日本をめぐり世界情勢について詳細に書かれている。写真よりも略図があればもっとわかりやすかったと思われる。目次が10ページと多いことに驚かされた。  歴史総合について学習する場合の準備に...

1920年から日中戦争までのアジア史を日本中心にあつかったものである。高校で歴史総合に合わせて、日本をめぐり世界情勢について詳細に書かれている。写真よりも略図があればもっとわかりやすかったと思われる。目次が10ページと多いことに驚かされた。  歴史総合について学習する場合の準備にはなるであろうが、高校生には少し難しいかもしれない。

Posted by ブクログ

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