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対決!日本史 戦国から鎖国篇 潮新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 潮出版社 |
発売年月日 | 2020/06/01 |
JAN | 9784267022456 |
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対決!日本史
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
日本の歴史は外圧から影響を受けて社会が変化して、古い政権から変化に適応したものが政権を取る繰り返し。 そして適応とは結局のところお金、経済を握る事。 室町後期から戦国時代にかけて、世界は大航海時代。ポルトガルが種子島に鉄砲を伝えたところから南蛮貿易が活発化。この流れに乗ったのが...
日本の歴史は外圧から影響を受けて社会が変化して、古い政権から変化に適応したものが政権を取る繰り返し。 そして適応とは結局のところお金、経済を握る事。 室町後期から戦国時代にかけて、世界は大航海時代。ポルトガルが種子島に鉄砲を伝えたところから南蛮貿易が活発化。この流れに乗ったのが島津氏、毛利氏、そして信長だった。 当時の鉄砲の鉛の70-80%は輸入、火薬の硝石はすべて輸入。外交能力がないと生き残れなかった。 その中で信長は旧来の領土拡大ではなく、通商権を抑えた。つまり港。 信長は律令制の中央集権国家を構想。そして重商主義の志向。武士から土地を引き剥がす事で戦国時代を終わらせて国を安定させようとした。従来先祖代々の土地を守る事に最大の価値を持っていた武士たちに次々に国替えをした。つまり土地は天下のもので領主は土地を所有できずあくまで管理するだけと言う形を取った。 鎌倉、室町の考え方を一掃して、律令国家の公知公民の様な体制を作る大改革だった。革命と言っても過言ではなかった。実はこの流れは明治維新に引き継がれている。 本能寺の変は、その体制に反対する勢力(天皇、将軍、武士を中心とした既存の枠組みでの政治を志向する、むしろ考え方としては多数派)が明智光秀を担いで行ったクーデターだったのではないかとの筆者の推測は説得力がある。 しかし信長の考え方に共鳴していた秀吉はそれを引き継いで検知、刀狩などを推進した。 イエズス会とは難しい関係だった。鉛や硝石を手に入れるためにはキリスト教布教を許していたが、スペイン、ポルトガルの目的が植民地支配にあることに気づいた秀吉は布教を全面禁止した。 関ヶ原の戦いは権力闘争という側面は一面的な見方で、実は国家体制選択の戦いだった。 秀吉が作った中央集権の重商主義国家vs家康が志向する地方分権の農本主義国家。 家康は関東に追いやられた時に8カ国で農本主義と地方分権モデルを作り成功させていた。 結果、農業を土台とした地方分権政治。貿易に過度に頼らないため、貧富の差も比較的少ない安定した社会を長く保つことができた。
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〈戦国時代の日本は世界の大航海時代の中でとらえなければ理解することができない〉 目的を持たずに海を渡らない。鉄砲伝来も。日本だけでは火薬は作れないから外国との貿易重要。貿易が盛んになると日本国内の経済構造が変化する。 「日本がこれからどういう国になるべきなのか」という重大な路線選択が関ヶ原の戦い。
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この頃、新規市場開拓の意図か佐藤の創価リスペクトが著しく、会員のなかの知識層は「創価学会は大石寺と訣別して世界宗教となった」という語を好んでいる。だが、ある創価の人は「日蓮大聖人は御本仏として経文によって日本はさておき仏教の滅びるのを予見し諫暁したのであって『何らかの情報を得て、...
この頃、新規市場開拓の意図か佐藤の創価リスペクトが著しく、会員のなかの知識層は「創価学会は大石寺と訣別して世界宗教となった」という語を好んでいる。だが、ある創価の人は「日蓮大聖人は御本仏として経文によって日本はさておき仏教の滅びるのを予見し諫暁したのであって『何らかの情報を得て、蒙古の侵攻を予測して幕閣に警告した』との見方は不遜と言っていた。
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