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享徳の乱と戦国時代 列島の戦国史1
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2020/05/29 |
JAN | 9784642068482 |
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享徳の乱と戦国時代
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享徳の乱と戦国時代
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
幕府と鎌倉府の前史から振り返り、享徳の乱から。 享徳の乱では一方のリーダーが古河公方の足利持氏であったが、この長き戦いを持って、鎌倉府と包囲網、そして外縁という形が崩れ去る。著者のツッコミは鋭く、包囲網がろくに機能していない点、京からやって来るもお荷物となった堀越公方に対して手厳...
幕府と鎌倉府の前史から振り返り、享徳の乱から。 享徳の乱では一方のリーダーが古河公方の足利持氏であったが、この長き戦いを持って、鎌倉府と包囲網、そして外縁という形が崩れ去る。著者のツッコミは鋭く、包囲網がろくに機能していない点、京からやって来るもお荷物となった堀越公方に対して手厳しい。 混迷する東関東の中で寺社がどのような自治を行なっていたか?、また、在地の人々や、応仁の乱も起こる中で東国へやってきた連歌師の宗祇らなども取り上げていて面白い。
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享徳の乱から長享の乱までを中心に周縁地域を含む展開を辿り、戦国時代の開幕を見通そうとする内容。時代の理解を深める要素として、寺社や村落・都市といった在地社会の事例、旅と文化伝播の諸相といった点も興味深い内容だった。
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日本の歴史の中でテレビドラマの題材になったりと安定した人気を保っている室町時代後期から戦国時代にかけてのこの時期、最近は歴史解釈の検証が進んでさまざまな角度から考察する新しい学説が増えてきているところでもある。新しい視点を得ることで楽しみの幅もぐっと広がる。 本書はそんな期待...
日本の歴史の中でテレビドラマの題材になったりと安定した人気を保っている室町時代後期から戦国時代にかけてのこの時期、最近は歴史解釈の検証が進んでさまざまな角度から考察する新しい学説が増えてきているところでもある。新しい視点を得ることで楽しみの幅もぐっと広がる。 本書はそんな期待を裏切らず、いわゆる戦国時代に入っていく入口の時期を東日本の動向をもとに丁寧に解きほぐしていく内容となっている。政治史がメインであるが、在地の村落や文化的な背景もまじえて、話題を重ね合わせていくところにまだまだこれからの展開を想像させる。 それにしても、今日の見方は明日の敵という目まぐるしい動きに翻弄されて、読む方にもなかなかの注意が必要である。
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