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アコーディオン弾きの息子 新潮クレスト・ブックス
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アコーディオン弾きの息子 新潮クレスト・ブックス

ベルナルド・アチャガ(著者), 金子奈美(訳者)

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アコーディオン弾きの息子 新潮クレスト・ブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/05/27
JAN 9784105901660

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商品レビュー

4.5

9件のお客様レビュー

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2024/07/01

【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB30652817

Posted by ブクログ

2021/12/31

文学ラジオ空飛び猫たち第41回紹介本。 バスク語文学の代表作。バスク地方出身の作家がアメリカに渡った幼馴染のダビが残した回想録を手にしたことから、20世紀の激動のバスクで生きた人々の物語を紡ぎます。 現在と過去が交差する重層的な小説の軸となるのは、スペインとフランスの国境沿いにあ...

文学ラジオ空飛び猫たち第41回紹介本。 バスク語文学の代表作。バスク地方出身の作家がアメリカに渡った幼馴染のダビが残した回想録を手にしたことから、20世紀の激動のバスクで生きた人々の物語を紡ぎます。 現在と過去が交差する重層的な小説の軸となるのは、スペインとフランスの国境沿いにあるバスク地方の架空の町オババを舞台に「アコーディオン弾きのダビ」が過ごした少年から青年に至るまでの青春物語。 ラジオはこちらから→https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/41-e10v9et

Posted by ブクログ

2021/10/23

スペインの独裁政権がフランコが死を迎える1977年まで続いていたことすら知らなかった私は若いダビたちが過ごした時代をちゃんと理解できただろうか。ファシズム下で生きる少数民族の苦しみや、父親が虐殺に加担していたかもしれないという苦悩、そして世界各地の抵抗活動が往々にそうであるように...

スペインの独裁政権がフランコが死を迎える1977年まで続いていたことすら知らなかった私は若いダビたちが過ごした時代をちゃんと理解できただろうか。ファシズム下で生きる少数民族の苦しみや、父親が虐殺に加担していたかもしれないという苦悩、そして世界各地の抵抗活動が往々にそうであるように、ファシズムに対する善であり続けることがいかに難しいか、本書が目の前に広げて見せてくれるものは複層的でとてつもなく大きい。しかも、その語りの妙の素晴らしさ。あとになって、この章の語りはそういうことだったのかと胸をつかれる。痛快ですらあった「オババで最初のアメリカ帰りの男」の章と、その元となったドン・ペドロの手紙を比べた時、小説を書くとはどういうことで、また、現実を生きるとはずっと悲しいことだとまざまざと見せつけられたよう。それを書き分けた筆力に脱帽。ルビスの顛末を敢えて抑えて描いたところも素晴らしい。 訳者はバスク語から訳し、著者自身によるスペイン語版との差異は邦訳上の効果なども考え細かく取捨選択したとのこと。言語に対する卓越した理解と文書力をもった訳者が存在していてくれたことに感謝しかない。

Posted by ブクログ