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自己矛盾劇場 「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する
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自己矛盾劇場 「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する

細谷功【著】

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自己矛盾劇場 「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 dZERO
発売年月日 2018/12/21
JAN 9784907623265

自己矛盾劇場

¥1,155

商品レビュー

3.5

20件のお客様レビュー

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2024/09/27

自己矛盾から逃れることはできない。 自己矛盾に気づくこと。自分は何も知らないと知ること。そのための例がたくさん挙げられている。

Posted by ブクログ

2024/02/14

メタ認知や抽象化は仕事でも人間関係でも思考でも非常に大切なのだが、この本は重箱の隅をつつく内容が多かった。 例えば、採用条件の学歴不問が学歴への強烈な意識の裏返しとあるが、 採用側からすれば学歴不問にしないと 応募数が大量に減るわけで、それ以上の意味はないのである。 このような...

メタ認知や抽象化は仕事でも人間関係でも思考でも非常に大切なのだが、この本は重箱の隅をつつく内容が多かった。 例えば、採用条件の学歴不問が学歴への強烈な意識の裏返しとあるが、 採用側からすれば学歴不問にしないと 応募数が大量に減るわけで、それ以上の意味はないのである。 このような例が他にもあり、決めつけが多い印象を受けた。 メタ認知の本としてはあまりよろしくないかな。 あくまで自己矛盾劇場の本として読みましょう。

Posted by ブクログ

2023/09/17

【概略】  とにかく「一言、申し上げたい」世の中、ところがこの「一言」に含まれる矛盾に気づかないまま申し上げている(一般人を含む)「コメンテーター」の多きこと。そしてその矛盾を指摘すると、指摘された側は烈火のごとく怒り狂う。本書ではこの自己矛盾について紹介し、一歩ひいた立場からの...

【概略】  とにかく「一言、申し上げたい」世の中、ところがこの「一言」に含まれる矛盾に気づかないまま申し上げている(一般人を含む)「コメンテーター」の多きこと。そしてその矛盾を指摘すると、指摘された側は烈火のごとく怒り狂う。本書ではこの自己矛盾について紹介し、一歩ひいた立場からの冷静な見方(メタ認識)を学び、今後に生かす素材とする。「全社一丸となって多様性を推進します」「他人の考え方に口出しすべきじゃないでしょ」「批判するやつはダメだ」といった発言に含まれる矛盾を楽しんでみる。 2023年09月15日 読了 【書評】  喜餅にとってバイブルの一冊「具体と抽象」の著書、細谷功さんの作品、手に取ってみた。  確実に自分自身の発言に自己矛盾が含まれているということがある・・・ということをちょっと横に置いておいて、ずっと不思議に思っていたことがある。  男性、とりわけ「おじさん」という属性、さらには女性に対する態度が前時代的な男性に対して殊更に敵意を抱き、それどころか敵意を堂々と表に出す人がいる。その人が過去にそういった男性にされてきた経緯に想いを馳せたら・・・なのだけど、その敵意に対して「ジジイ」だの「おっさん」だのと、やはり属性でもって表現をしてくる。「女性」という属性にまとめられることを嫌がっている当の本人が、だ。  他にもLGBTといった多様性についても、多様性を押し付けられているように感じることがあって。「みんな違って、みんな言い」と発するその口から、「〇〇を否定・批判することはなにごとだ!」と発せられる矛盾たるや。  本書は、そういった矛盾を自己矛盾「劇場」として、読み手を観客の距離まで遠ざけて、当事者が持つ感情を排除し、コメディチックに楽しめる形になってるのだよね。こういう矛盾て、当事者若しくは当事者に近い立場にいた場合、その矛盾を指摘されるとまぁ・・・怒り狂うからね。「自分は、違う!」って。そういった要素を排除するにはいかに「他人事」にするか。楽しんだそのあとに「自分もその自己矛盾に陥っていないか?」と省みてもらう狙いがあるというね。  自分のような知識が浅い人間にとって、細谷さんのような書き方は、本当にわかりやすく楽しく読める。今回もイメージとしては抽象度と具象度(具体度)のつまみをいじることでその矛盾を楽しむことができると同時に、「では、これからこの自己矛盾とどう付き合うか?」というキッカケを示してくれる。・・・と言っても「具体と抽象」程には、明確な解法を示してくれている訳ではないけれど。  「自分」と「他人」、「主観」と「客観」・・・この視点を自覚することが自己矛盾を楽しむことができるのではないかなと思う。  本書の中には、メタレベルを上げることができずに「???」と思ってしまう設例もあったりする。時間が経ち、自身の成長とともにこの「???」が笑いに変化することができるのかなと、期待しちゃう。

Posted by ブクログ

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