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暗黒の啓蒙書
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暗黒の啓蒙書

ニック・ランド(著者), 五井健太郎(訳者), 木澤佐登志

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暗黒の啓蒙書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/05/20
JAN 9784065197035

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商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

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2022/12/30

感想として言いたいことはだいたい訳者の方が解説で言ってくれているので、特に書くことはない。 ただここで言っておくことがあるとすれば、この本はマトモに受け取るべきではなく、オタクがブログに投稿したSF小説のプロットだと思えば結構気楽に読めるだろう、ということ。

Posted by ブクログ

2022/04/08

どの辺が「暗黒(dark)」なのかわからず・・・。 訳者解説の人間にとって真の暗黒なものであるウイルスが猛威を振るう中、『あらゆる統治は退けられるべきなのだとこの世界そのものからでていくのだと、いったいなぜいえないのだろう。』という言葉に非常に説得力を感じた。 ピーター・ティー...

どの辺が「暗黒(dark)」なのかわからず・・・。 訳者解説の人間にとって真の暗黒なものであるウイルスが猛威を振るう中、『あらゆる統治は退けられるべきなのだとこの世界そのものからでていくのだと、いったいなぜいえないのだろう。』という言葉に非常に説得力を感じた。 ピーター・ティールも自らがマジョリティ、エスタブリッシュメントで、資本主義の勝ち組にすぎないからこそ、リバタリアンからトランプ支持に回ってしまったとただただ自己の存在を最大化したいだけのチンケな様に思えてしまう。 とはいえ、加速主義の思考プロセスは学んでいく必要は強く感じる。

Posted by ブクログ

2022/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ニックランドは民主主義社会に進歩的なものが隆盛になり、右派は今後もリベラルによって衰えていくだろうとして、右派に、新反動主義というネオナチとは一線を画すと同時に差別的な思想を提示し、少数派のリバリタリアンたちには声というアプローチではなく、民主主義から出口〈exit〉し、コーポレーションのような新官房学的な一部の人たちによる会社のような政治をさせる(アメリカの憲法には民主主義がなく創始者たちは民主主義に反対していたことを含みながら)というヒントを与えた(それが、ピーターティールのやっていることだが)。この書を読まずして現在のアメリカ社会への理解は難しいであろう。また、現時点はここまでに留めておく。本書の重要な加速主義や大聖堂についての部分などを細かく読み、また、思索を深めようと思う。 解説はどちらかと言うと保守ではない人が書いているために本書に賛成的ではないが、保守派は同調するだろう。

Posted by ブクログ

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