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マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家 中公新書
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マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家 中公新書

野口雅弘(著者)

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マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2020/05/19
JAN 9784121025944

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マックス・ウェーバー

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商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2026/08/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

5年ほど前、学生のときに買った本。 講義で習った人がたくさん出てきたから(ミル、ロック、アーレント等)という理由だけで買った。 難しすぎる。今読み返しても難しい(2024.9.11)。 マックス・ウェーバーに関しては、漫画でわかる伝記みたいなやつから入った方がいいかもしれない。

Posted by ブクログ

2026/03/28

比較的新しめ目(2020年)のマックス・ウェーバーの入門書。 テクストから主張思想を入念に読み解くというよりは、マックスウェーバーの生涯や関連人物、受容のされ方なども扱っており、浅くて広い。そのため、個々の著作の解説も表層的で、結局『プロ倫』も『儒教と仏教』などの内容をよく理解...

比較的新しめ目(2020年)のマックス・ウェーバーの入門書。 テクストから主張思想を入念に読み解くというよりは、マックスウェーバーの生涯や関連人物、受容のされ方なども扱っており、浅くて広い。そのため、個々の著作の解説も表層的で、結局『プロ倫』も『儒教と仏教』などの内容をよく理解できなかった感がある。著者も解説が薄くなってしまうのでご了承ください的なことを書いていた気がする。 しかし、関連人物や死後の読まれ方の解説が充実しているため、マックスウェーバー研究を進めてみたいという人には、よい入門書になると思う。ブックガイドもついているし。

Posted by ブクログ

2026/02/21

 本書はヴェーバー自身の議論だけでなく、関係のある人物の議論についても幅広くカバーしており、ヴェーバーの関心や扱った題材の多様さ、議論の射程の及ぶ範囲の広大さが実感できるものとなっている。言及されるのは同時代人やヴェーバーが参照した人物だけでなく、後世のヴェーバーを論じた人々にも...

 本書はヴェーバー自身の議論だけでなく、関係のある人物の議論についても幅広くカバーしており、ヴェーバーの関心や扱った題材の多様さ、議論の射程の及ぶ範囲の広大さが実感できるものとなっている。言及されるのは同時代人やヴェーバーが参照した人物だけでなく、後世のヴェーバーを論じた人々にも及んでおり、影響の大きさという点でいかにヴェーバーが高く評価されてきたかということもよくわかる。  しかし、著者自身も指摘しているように、議論が広範に及ぶだけに、それぞれの人物や議論の説明が表面的になり、というよりほぼすべての人物について説明すらろくになされていないので、すでにそれぞれの人物について知識がなければほとんど何を論じているのか全くわからないだろう。それどころかヴェーバー本人についても人生や家族、そして肝心の議論についても説明が圧倒的に不足しているので、ヴェーバー自身が極めて多面的な人物であることも相まって、なぜそのような行動を取るのか曖昧である(父親が政治家を志すプチブルであり、母親が敬虔な(そうとも言い切れないと思うが)プロテスタントであることが一応その動機づけに関わっているという指摘はあるものの、そんな家庭は当時いかにもありふれていたはずであるし、親からの仕送りで大学に通ったことによって独立心を刺激されたというのは全ての大学生がそうであり、因果関係の説明になっていない)。つまり本書は入門書としてはいささか不親切であるが、周辺情報が幅広く提供されているため、すでによく知っている人が新たな研究のヒントを得るには有用であろう。  しかし、本書には致命的な問題点がある。ヴェーバーの多面性を多面性のまま放置してしまっており、包括的に説明するための筋がない。著者は選択的にそうした価値相対主義的な立場をとるのであるが、一方で党派的で通り一遍な自民党批判を展開するのだから読者は困惑してしまう。本書が丸山=大塚史学的な左翼言論の焼き直しに過ぎないという誹りを受けるのは避けられない必然である。ヴェーバーが価値自由を標榜し、近代社会の目的合理性の解明とそれに伴う結果責任を強調しながらも、主観的動機づけの解明を社会と宗教という観点から追求し、信条心理がときとして硬直しがちな合理性を打ち破るのを期待する、ときに進歩的なリベラリストであり、ときに政治と経済を峻別し、それゆえ社会主義に対しては痛烈な批判を加え、総力戦に熱狂する反動主義的なナショナリストとして振る舞うとき、こうした一見矛盾しているとしかいえないヴェーバーの活動を、それぞれ関連性を見出さないまま並列的に記述する人物の描き方は、仮に実際そういう人物だったのだとしても、今日的にはなんの魅力も生まないだろう。極端な主義主張に触れない中立的なあり方といってみても、左右どちらの立場からなんの賛同も得られない。ましてやポピュリズムに陥った人々からは風見鶏の裏切り者と名指しされるのが関の山である。20世紀とは異なるあり方で混迷を極める世界において、ヴェーバーを読むためには過去の研究をただ振り返るだけではいかにも非力である。

Posted by ブクログ

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