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ドレス 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2020/05/07 |
JAN | 9784309417455 |
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ドレス
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
爪と目の作家と知って腑に落ちました。常識が歪んでいくちょっと気持ち悪い感じ、うんうん、こんな感じの読み心地だったね〜と懐かしく思い出したけど、爪と目より大分読みやすかったのは人称が二人称じゃなかったからかしら?? 短編集でそれぞれ完全に独立した話なのですが、それぞれ読み進めてい...
爪と目の作家と知って腑に落ちました。常識が歪んでいくちょっと気持ち悪い感じ、うんうん、こんな感じの読み心地だったね〜と懐かしく思い出したけど、爪と目より大分読みやすかったのは人称が二人称じゃなかったからかしら?? 短編集でそれぞれ完全に独立した話なのですが、それぞれ読み進めていくと、「どうもこの物語世界は、こっちの世界の法則が一部通用しない世界線らしいぞ」と薄々勘付くに至ります。 わずか数語・数行でその説明がなされた時の気持ちよさと、物語世界の法則のキミ悪さの塩梅が絶妙。 ◉テキサス、オクラホマ 生肉色のパーカーと、ドローン達の保養所。 ◉マイ・ハート・イズ・ユアーズ はかなげな夫とたくましい妻の生涯一度の子作り。 ◉真夏の一日 ギャラリー、ほくろ、変化した私。 ◉愛犬 隣人の家にかつて住んでいたはずの犬の痕跡は跡形もなく消え去っていた。 ◉息子 非常階段の南京錠がかかった扉の向こう側にいる息子。 ◉ドレス(表題作) ドレスという名のそのブランドでは、奇妙なアクセサリーを扱っていた。どう見ても珍妙にしか見えない指輪を愛用する恋人に違和感を覚える恋人は、やがて街中の女性達の間でドレス製作のアクセサリが流行っていることに気付き… ◉私はさみしかった 毎日痴漢の被害にあうという友人を痴漢し、私だけに挨拶をしないゲイに挨拶させるべく笑顔で詰め寄る私の孤独。 ◉静かな夜 「家の中に誰かいる」そう怯える姪を寝かしつけた私は、気付いてしまった。確かにレンジフードの中から誰かの声が聞こえるのだ。
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不穏で落ち着かなくなるお話がずらり。面白かったです。 「マイ・ハート・イズ・ユアーズ」「ドレス」が特に好き。 マイ・ハート〜は妊娠するために男性が女性に吸収されるお話。カマキリみたいなチョウチンアンコウみたいな……物寂しくも逞しくて良かった。 ドレスも逞しくていい。「これがふつう...
不穏で落ち着かなくなるお話がずらり。面白かったです。 「マイ・ハート・イズ・ユアーズ」「ドレス」が特に好き。 マイ・ハート〜は妊娠するために男性が女性に吸収されるお話。カマキリみたいなチョウチンアンコウみたいな……物寂しくも逞しくて良かった。 ドレスも逞しくていい。「これがふつうなんだな…」ってなる彼氏、ドレスのアクセサリーを纏う彼女が理解できなくても受け入れようとしてて良い彼氏だなぁ。ドレスのアクセサリーがマイナーでなく、身に付けてる女の子たちがたくさんいるのも好きでした。 藤野可織さん久々に読みましたが相変わらずすごいなー。
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- ネタバレ
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短編小説が何作かまとまっている。 全ての話において、?と読んだ後に少しもやもや、する様な考えさせられる内容。つい何度も読み返し理解しようとしたのだが、自分の読解力が低いのか謎が残った。 だが全体的に面白かった。 1番面白かったのはカマキリの様な世界観の話である。 男性が女性に飲み込まれ栄養として吸収される。 主人公の女性の視点での話が面白い。
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