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天命の巫女は翠花に捧ぐ 彩蓮景国記 角川文庫
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天命の巫女は翠花に捧ぐ 彩蓮景国記 角川文庫

朝田小夏(著者)

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天命の巫女は翠花に捧ぐ 彩蓮景国記 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/04/24
JAN 9784041092774

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商品レビュー

4

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2020/05/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

大量殺人、連続殺人にバラバラ殺人事件と、今回の事件はサスペンスも真っ青なミステリ仕立て。 これに殉葬も絡ませてくるから面白い。 毎度のことながら、メインキャラたちはすれすれの綱渡りをしていて、読んでいて随分ハラハラしました。 婚約者殿の不幸っぷりも相変わらずだし。 冥婚に巻き込まれるとは……いざという時は助けてくれる彼だけど、今回はまさしく囚われのヒロインという感じでした。 髭面ですが。 そんな最中、彩蓮は巫官の試験も同時進行でこなしているので、何たるバイタリティかと。 後宮の潜入操作までしているし、王様よ、いくら味方がいないからって彼女をこき使いすぎではないだろうか。 作中でも様々なキャラに心配されている王様だが、3巻になっても主人公たち以外に味方がいないのは、確かに由々しき事態だと思うぞ。 早く味方を増やしてくれ。 今回の黒幕もこれまた癖の強い……そして、王族はどれだけ腐っているのかと。 王様が味方を増やせずにいる要因はこういうところもあるのだろうなと不便に思ってしまった。 これで膿みは出し切ったと信じたい。 ただまだ不穏な影の伏線は残したまま。 新王の困難は続きそうだ。 ただ主役カップルが彼のそばにいられることにはなったので、それは少しは救いになるのではないだろうか。 ただこき使われる機会も増えたような気がしないでもない。 ……頑張れ、主役カップル。

Posted by ブクログ

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