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日本再生の基軸 平成の晩鐘と令和の本質的課題
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2020/04/09 |
| JAN | 9784000614030 |
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日本再生の基軸
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商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
雑誌「世界」に連載のエッセイをまとめたもの。第一次トランプ政権時、安倍政権下の文章が多い。2026年の今、より事態は悪くなってしまっていると思うので何とも言えないが、巻末に内田樹さんとの対談があって、がっくり。こういうセンスがリベラルのリアリティのなさを象徴しているような気がする...
雑誌「世界」に連載のエッセイをまとめたもの。第一次トランプ政権時、安倍政権下の文章が多い。2026年の今、より事態は悪くなってしまっていると思うので何とも言えないが、巻末に内田樹さんとの対談があって、がっくり。こういうセンスがリベラルのリアリティのなさを象徴しているような気がする。
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著者、寺島実郎さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 寺島 実郎(てらしま じつろう、1947年8月11日 - )は、日本の政治評論家。外交評論家。 ---引用終了 で、本書に内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開...
著者、寺島実郎さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 寺島 実郎(てらしま じつろう、1947年8月11日 - )は、日本の政治評論家。外交評論家。 ---引用終了 で、本書に内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 本は、平成の三〇年間を、どのように生きたのか?一九八八年に一六%だった日本の世界GDPシェアは、二〇一八年には六%まで落ち込んだ。農村から人口を切り離して大都市に集中させた「工業生産力モデル」は、八〇年代末を頂点に成功を収めたが、地域は疲弊し、食糧自給率は激減。株価は八九年にピークアウトし、デジタル経済への構造転換に対応できないまま、勃興するアジアへの焦燥感が歪んだナショナリズムを呼び寄せている。戦後日本を再考し、転換期の世界を生き抜く「全体知」を探る。内田樹氏との対談「心身を研ぎ澄まし、重心を下げて危機に向き合う」を収録。 ---引用終了 以下、2025年11月2日の聖教新聞に載った、著者の講演記事を中心に、気になったことを、書き留めておきます。 日本のGDPシェアは、1994年が17.8%、2018年が6%、、2024年が3.6%で、信じられないような落ち込みである。 今となっては、日本が経済大国というのは、過去のことだ。 一人当たりGDPは、2024年が世界38位、アジア7位。
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寺島さんの「工業生産力モデルに立つ通商国家からの進化」を、現在の日本は工業社会から情報産業社会への転換に失敗しつつあると理解した。粗雑な工業生産モデルの緻密化に血道をあげている間に、情報産業社会の新しい段階に適応できなかったのだ。人類の自己実現の最終段階である情報産業社会はさらに...
寺島さんの「工業生産力モデルに立つ通商国家からの進化」を、現在の日本は工業社会から情報産業社会への転換に失敗しつつあると理解した。粗雑な工業生産モデルの緻密化に血道をあげている間に、情報産業社会の新しい段階に適応できなかったのだ。人類の自己実現の最終段階である情報産業社会はさらにさらに進展していくだろうから、GAFAを追いかけるだけでなく次の段階をにらんで準備をすることが必要だ。世界はプラットフォームの構築の競争の段階にあるが、脳・神経系産業の興隆によって、人間の5感が開発され、あらゆる産業が情報産業化するコンテンツ創造の段階には至っていない。情報産業社会の本番は今からだ。 高齢化社会については、参画がキーワードになる。人生100年時代に団塊の世代がどう向き合うかが大事なポイントになるだろう。日本人の先達たちがどのように高齢まで生きて情報を生産してきたかというモデルの発掘が大事になると思う。「遅咲き」などのテーマを追っているわたしの「人物記念館の旅」(900館超)や、「名言との対話」(1500人超)を役に立てたいと思う。 日本人の精神については人物記念館の旅や読書でわたしも追ってきた。二宮尊徳は「神道一さじ、儒仏半さじづつ」と言っている。新渡戸稲造は「日本は、仏教と神道と儒教の混合体である」「仏教では慈悲心を学び、神道からは忍耐心を学び、儒教からは道徳心を学んだ。これが武士道である。これが日本の精神だ」と語っている。森嶋通夫は「皇室は神道、政府は儒教、庶民は仏教。3つの倫理体系の伸縮的な組みわせが日本の発展に寄与した」と説明している。 戦後日本が築いてきた平和主義、民主主義を大事に守り、育てていくことが重要だ。それがアジアや世界に向けての強いメッセージになる。「何をするかわからぬ男に任せゐる一国のことも職場のことも」というアララギの歌人・柴生田稔の歌を思い出している。
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