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配膳さんという仕事 なぜ京都はもてなし上手なのか
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配膳さんという仕事 なぜ京都はもてなし上手なのか

笠井一子(著者)

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配膳さんという仕事 なぜ京都はもてなし上手なのか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2020/04/06
JAN 9784582838275

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2022/06/01

「売りたい本」として〈いわた書店〉店主の岩田徹さんが、推薦していた本。 配膳さんという仕事とは、どんな仕事なのか? とても興味があり、最初から引き込まれるように読んだ。 紋付に袴のいでたちで働き、京都のみに存在するとは驚いた。 料亭だけではなく、茶道、能楽、神社仏閣、呉服業界、...

「売りたい本」として〈いわた書店〉店主の岩田徹さんが、推薦していた本。 配膳さんという仕事とは、どんな仕事なのか? とても興味があり、最初から引き込まれるように読んだ。 紋付に袴のいでたちで働き、京都のみに存在するとは驚いた。 料亭だけではなく、茶道、能楽、神社仏閣、呉服業界、冠婚葬祭などにも関わっている。 千年あまりの歴史ある祇園祭にも従事する。 京都の伝統や文化、むかしのしきたりを学び、熟知していないとできない。 任せてもらえるということは、単に職業としてだけではなく、人間的な信頼を掴んでいるというあかしである。 先をよんで指揮をする統率力や判断力や即応力も必要である。 そうなると高度な接客技術をもった配膳さんは、もてなしのエキスパートといえる。 「もてなし」とは、このような接客技術はもちろんだが、京都だからこその文化があるからなのだろう。 とても貴重なことを知ることができた。 そして、まだまだ続いてほしいと思う。

Posted by ブクログ

2021/01/28

京都にだけ存在する男性だけの職業「配膳」を取材、考察した一冊。 このような職業があることを知らなかった。京都に存在すると考えた時、その歴史はとても古いと感じるが、実は明治以降に発達し、しかし時代の変遷とともに、多分もうすぐ消滅していくだろうと推察できる職業だ。 家元や寺社での茶会...

京都にだけ存在する男性だけの職業「配膳」を取材、考察した一冊。 このような職業があることを知らなかった。京都に存在すると考えた時、その歴史はとても古いと感じるが、実は明治以降に発達し、しかし時代の変遷とともに、多分もうすぐ消滅していくだろうと推察できる職業だ。 家元や寺社での茶会、料亭や個人宅での宴会の裏方等、また能とも関係が深いという。 彼らの仕事を紹介するとともに、この本に書かれていることは「配膳」という職業を通して京都のもてなし、そして生活全般の細部への気遣いを著している。 時代は移ろい、京都のもてなしも少しずつ変遷している。それは仕方のないことなのかもしれない。 しかし、細部に気を遣い、宴席、行事等の全般を裏から支え、そこに集う人々を心地よく過ごさせる、これこそが「極上のもてなし」であり京都の京都たる所以ではないかと感じた。

Posted by ブクログ

2020/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

茶席や大宴会の裏方の総指揮だけでなく、 求められたら能の舞台装置(作り物)まで 製作してしまう。 こういう職業が廃れゆくのは やむを得ないことなんだろうけど 日本の文化の底が浅くなっていく気がする。 どこかで歯止めをかけないと、 欧米人の好む、テーマパーク的な 日本文化しか残らなくなってしまう。 日本人の感受性や教養が失われていることが 問題の根本だけに難しい…。

Posted by ブクログ

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