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銀の猫 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/03/10 |
JAN | 9784167914554 |
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商品レビュー
4.3
50件のお客様レビュー
江戸時代、介抱人という職業自体はフィクションらしいが、親子の関係はこういう感じだろうなあと思う(現代も変わらない)。庄助とおきんさんの件は見に積まされるところがあって、また読みたくなりました。
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◆江戸で活躍する介護のプロ◆ 主人公のお咲は、年寄りの介護を助ける介抱人。さまざまなお宅でそれぞれに事情があるお年寄りに誠心誠意寄り添う、指名率No1の稼ぎ頭。実は江戸は長寿の町で、家を継ぐ長男が親の介護を行い、武家では介護休暇も取れたそう。介護の悩みは、認知症のケアや家族ゆえの...
◆江戸で活躍する介護のプロ◆ 主人公のお咲は、年寄りの介護を助ける介抱人。さまざまなお宅でそれぞれに事情があるお年寄りに誠心誠意寄り添う、指名率No1の稼ぎ頭。実は江戸は長寿の町で、家を継ぐ長男が親の介護を行い、武家では介護休暇も取れたそう。介護の悩みは、認知症のケアや家族ゆえのコミュニケーションの難しさ等々いつの時代も変わりない。介護する人もされる人も最後までいきいきと笑っていられるように、鳩屋監修の「往生訓」、ほんとにあったらぜひ読みたい。
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江戸の介護を描いた時代小説。帯によると「隠れた逸品」とあるが、そのとおり。江戸時代は平均寿命こそ短かったが、これは乳幼児死亡率が高かったためで、60才まで生き延びれば70才、あるいそれ以上生きたらしい。 お咲は嫁ぎ先から離縁され、「介抱人」として働いていた。お咲は母親の借金...
江戸の介護を描いた時代小説。帯によると「隠れた逸品」とあるが、そのとおり。江戸時代は平均寿命こそ短かったが、これは乳幼児死亡率が高かったためで、60才まで生き延びれば70才、あるいそれ以上生きたらしい。 お咲は嫁ぎ先から離縁され、「介抱人」として働いていた。お咲は母親の借金を返済するため、通常の女中奉公より給金のよい介抱人をしていた。口入屋を介しての今でいう派遣労働者である。 現代も江戸時代も介護の状況は変わらない。日常生活の介助や食事の世話、そして下の世話である。現代ならば介護保険もあり、要介護認定によっては施設入所も可能だ、しかし江戸時代では、儒教思想から親の介護は子の「孝」として考えられていた。そして手が足りない、追いつかない時は、介抱人を頼むというわけだ。 それとてお金がかかるので、一般庶民には無理。本書に出てくる依頼人も裕福な商家や旗本である。そしてお咲が暮らす長屋で菊職人をしながら、一人で老母を介護する庄助の話が出てくる。自分の母親は介護保険を利用して、デイサービスや施設入所ができたが、昔は本当に大変だったと思う。 表紙カバーのネコのイラストを見て買ったのだが、タイトルの「銀の猫」とは、嫁ぎ先の舅からもらった銀製のネコの根付のことである。また、長屋にくるネコのことも指しているのだろう。
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