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子どもたちに語る日中二千年史 ちくまプリマー新書346
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/03/09 |
JAN | 9784480683700 |
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子どもたちに語る日中二千年史
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子どもたちに語る日中二千年史
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
日本が中国からどのような影響を受けてきたか。 一言に中国の影響といっても、北の地域の影響だったり、南の地域の影響だったり、時代によって違うのですね。 高校生向けに書かれていてわかりやすくて良いです。 呉音、漢音、唐音といった漢字の読み方、漢詩、落語の話などがおもしろかったです。...
日本が中国からどのような影響を受けてきたか。 一言に中国の影響といっても、北の地域の影響だったり、南の地域の影響だったり、時代によって違うのですね。 高校生向けに書かれていてわかりやすくて良いです。 呉音、漢音、唐音といった漢字の読み方、漢詩、落語の話などがおもしろかったです。 歴史は未来に続きます。 学んで良いものにしていけますように。
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偉大な“兄”中国と、“従弟”の日本。二つの国の成長譚が分かる本。 日本が中国に対して抱いてしまう、海を隔てているが故の理想と、拳を交えたことで知った弱さ。それは、日本人の、中国人に対する偏見=己との違いでもある。 その指摘には、この本が、子ども達に語るべき二千年史であるという、著...
偉大な“兄”中国と、“従弟”の日本。二つの国の成長譚が分かる本。 日本が中国に対して抱いてしまう、海を隔てているが故の理想と、拳を交えたことで知った弱さ。それは、日本人の、中国人に対する偏見=己との違いでもある。 その指摘には、この本が、子ども達に語るべき二千年史であるという、著者の誇りを感じた。 また、ことばに興味のある私としては、20世紀初頭までは東アジアの国際共通語であった中国語が、なぜ今はその地位を失っているかという疑問が湧いた。 権威主義に端を発する情報統制により、中国語の話者を統べることは、もしかしたら中国語を現代に生き永らえさせるための“必要悪”なのかもしれない。
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- ネタバレ
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あこがれから軽蔑へ。 第五章のタイトルだけど、この二千年の流れを表しているところかと思う。 超大国中国が西洋の衝撃を受けて、「日本を清のようにしてはならない」と、追いつけ・追い越せをする姿が19世紀の日本だったという。 尊敬していたカリスマが地に落ちた時に、手のひらを返すような姿は国民性のようにも思えてしまう。 歴史的な超大国の中国の影響下にあった日本。未だに私達の思想の中には中国由来のものも染み付いている。教育勅語も元はと言えば漢文化というのも面白い。 ---- 「あいつはけしからん」と声高に叫び、「心を入れ替えてもらいたい」と主張することは容易にできます。でも、それで問題は解決しません。P278
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