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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/02/27 |
JAN | 9784163911533 |
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商品レビュー
4.1
60件のお客様レビュー
あー!小気味良い! 内田樹さんのエッセイ。 歯に衣着せぬ、確信をついた言葉。 タイトルは いささか衝撃的だが、 確かにそうだ、と頷ける。 成熟するとは どういうことか、 老いた幼児のような高齢者が増えた理由、 英語教育の本来の目的とは、 結婚とはリスクヘッジだ、 講演会の内容...
あー!小気味良い! 内田樹さんのエッセイ。 歯に衣着せぬ、確信をついた言葉。 タイトルは いささか衝撃的だが、 確かにそうだ、と頷ける。 成熟するとは どういうことか、 老いた幼児のような高齢者が増えた理由、 英語教育の本来の目的とは、 結婚とはリスクヘッジだ、 講演会の内容、 雑誌への寄稿、 姜尚中や堤未果さんとの対談、 など様々な媒体を通じて発信してきたものをまとめた内容となっていて、 読んでいて飽きない。 内田さんが政治家になることも総理になることもないと思うけど、 こんな人に1票入れたい! 頭の悪い私が 何となくこうだろうなー、 こうだったら良いのになあー、 とぼんやり考えていることを ピシッと データも押さえつつ 指摘してくれる。 言い切ってくれる。 いやいや、そうは言ってもさー、 と思うところが全くなかった。 内田樹さんは尊敬してやまない方の1人だ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
時代の変化をとらえることの大切さを感じる。自分が経験してきたことを次の世代に同じようにやってもすべるだけ。その時代、というか社会風潮では良しとされてきたことが、今では悪いことになっていることが多々ある。今考えれば、なぜ良しとされていたのか理解できないことも多々ある。人間社会が時代を経るごとにブラッシュアップされているのであれば良いのだろうが、時代の試練を受けても変わらないこともある。それは、人間社会の核心なのだろうか。 下の世代は競争社会に生きていない。競争心をあおるように指導してもすべるはずである。 学生は消費者である。売り手側である教育者と買い手である学生は互いに求めているものがちがう。教育者が商品の質を高めて指導しても、買い手側は質を求めておらず、単位という最低限のものしか求めていない。学生たちは中身はどうでもよくて、ラベルが手に入ればいい。何百万円もかかる「大卒」は高すぎる。
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よくブログを拝見するので、以前に読んだことがあるかもと感じるものもありましたが、改めて時勢について考えるのには、とても良かったです。 働き始めてすぐくらいに、内田樹さんの「下流社会」を読んで以来、定期的に色々読んでる。 自分には向いてないと思う教員を、彼の言葉を道しるべに頑張...
よくブログを拝見するので、以前に読んだことがあるかもと感じるものもありましたが、改めて時勢について考えるのには、とても良かったです。 働き始めてすぐくらいに、内田樹さんの「下流社会」を読んで以来、定期的に色々読んでる。 自分には向いてないと思う教員を、彼の言葉を道しるべに頑張ってきた感がある。 向いてないと思いながら、17年くらい今も続けてる。大学の同窓生は、その間に辞めていった人も多い中。尖った考え方をしがちだった私は自他ともに教員やめといた方がいいんじゃない?と当時言われていて、その中身は根本的に昔も今もあまり変わりがない。ただ、私を取り巻く世間や、社会の価値観は大きく変わった。それゆえに、若い時分はマイノリティであったはずの私が、常識的な人間と思われるようになってきている気がする。 怖い。 尖った自分が受け入れられるような価値観になったからじゃない。 旧来多くが持ち得ていたはずの、倫理観やマナー、公でのあり方とか、尖った考え方とは別に、「人として(…日本人として、だろうか)こうあるべきだろうと言うあり方が、そう多くはなくなっていることが、「常識人」たる所以だからだと、思う。(正直わたしが倫理的で、マナーをよく守るような人間だと言う自負はない、にもかかわらず) それが「サル化する世界」にも、繋がるのかもしれない。 「わたしの若い時はこうだった」とか、 「今どきの人は…」なんて物言いにも繋がるかもしれないこの発言。歳を取るって、こう言うことなんだろうか。 自分の常識を人にも押し付けるようなことのないようにしたいけれども、どこかに折り合いをつけたいと言う気持ちはきっと、若者にとってはうざったいことなのだろう。
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