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ムーミン谷の冬 新版 ムーミン全集5
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ムーミン谷の冬 新版 ムーミン全集5

トーベ・ヤンソン(著者), 山室静(訳者)

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ムーミン谷の冬 新版 ムーミン全集5

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/02/27
JAN 9784065169001

ムーミン谷の冬 新版

¥1,375

商品レビュー

4.6

18件のお客様レビュー

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2025/10/28

「これで、ぜんぶ経験したんだ。一年を。冬さえも」ムーミントロールは、つぶやきました。 「ぼくは、一年を通して生きぬいた、最初のムーミントロールなんだ」 毎年11月から4月まで冬眠をするムーミンが、新年が明けてすぐに目覚めてしまう今作。 一番好きなムーミンかもしれない。これから...

「これで、ぜんぶ経験したんだ。一年を。冬さえも」ムーミントロールは、つぶやきました。 「ぼくは、一年を通して生きぬいた、最初のムーミントロールなんだ」 毎年11月から4月まで冬眠をするムーミンが、新年が明けてすぐに目覚めてしまう今作。 一番好きなムーミンかもしれない。これから後のシリーズで更新されるかも知れないけれど。 ムーミンは冬の間も起きているトゥーティッキに出会い、同じく目が覚めて元気モリモリのミィに会い。 そして、冬の中でしか生きられない生き物たちに出会う。この「冬の中でしか生きられない」という表現が好きだった。冬の中でしか生きられない生き物たちもとても好きだ。 冬の中でも強かに生きているものは確かにいて、彼らにスポットライトの当たっていく話だった。 フィンランドの冬は長く、暗いのだろう。その中で少しずつお日様が見えてくる喜び。そして一年を生き抜いた達成感。 ムーミンはただムーミンのままで冬を越すことができた。そんなお話だった。 「どんなことでも、自分で見つけださなきゃいけないものよ。そうして自分ひとりで、それを乗りこえるんだわ」 トゥーティッキのこの言葉が好きだ。自分で見つけて、自分で乗り越えなくてはないけない。 冬。暗く長い冬。このタイミングでこの本に出会えて良かったな。 そして、春に目覚めたムーミンママの優しさよ。確か、私の記憶違いでなければこの話はトーベが母を亡くした後に書かれたはず。 「ママ!ぼく、とってもとっても、ママが大好きだよ」 ムーミンの言葉がとても印象的だった。

Posted by ブクログ

2025/08/14

知らない世界で自分の目だけが醒めるなんて、想像しただけで恐ろしい。お子ちゃまだと思ってたムーミントロールの、外に踏み出す一歩が逞しい。 日頃何か物足りなそうな彼が、1人ぼっちで冬を乗り越えていく姿に、人の成長には孤独で何かと向き合う経験が必要なのだと思える。 これまで描いてき...

知らない世界で自分の目だけが醒めるなんて、想像しただけで恐ろしい。お子ちゃまだと思ってたムーミントロールの、外に踏み出す一歩が逞しい。 日頃何か物足りなそうな彼が、1人ぼっちで冬を乗り越えていく姿に、人の成長には孤独で何かと向き合う経験が必要なのだと思える。 これまで描いてきた世界の危機や冒険を差し置いて、しんとした季節のど真ん中を過ごすことに、真の大人の階段を持ってくる。筆者のセンスが好きだ。 未知にそっと踏み出す好奇心、嫌いな物のいなし方。ちょっとしたことで苦手も乗り越えられちゃったり。派手な勇ましさとは違う。しかし生きる上で毎日出会う、小さな石ころの蹴飛ばし方を教える、大人には内緒の冒険譚だ。 この冬の長さ、暗さ、孤独感には地域性もあるだろう。どこの誰でもない、彼女だから書ける物語。その特別感にも胸が躍る。 お馴染みのキャラクターも少なくて、ムーミン谷はすっかりよそ行き顔だ。ミイがいて懐かしい気持ちになるが、寂しがる様子は全くなくて、孤独を分かち合う隙は一分もない笑。呆れるくらい彼女らしい。 読者も一抹の淋しさを覚えながら、ムーミントロールとこの冬を乗り越える。読み終わったら少し、人生が明るく見える。まぁなんだ、これもアリかな、なんて。

Posted by ブクログ

2025/07/12

冬眠からはやく目覚めてしまったムーミントロール。寂しくなって、モランのせいにしたり(こういうときのモランの立ち位置がおもしろい)、ミイの変わらないおてんばさにほっこりしたり。 雪に感動して、ふゆもいいなと思ったら、吹雪にあって腹が立ってどなりつけてやろうかとおもったり、吹雪のはし...

冬眠からはやく目覚めてしまったムーミントロール。寂しくなって、モランのせいにしたり(こういうときのモランの立ち位置がおもしろい)、ミイの変わらないおてんばさにほっこりしたり。 雪に感動して、ふゆもいいなと思ったら、吹雪にあって腹が立ってどなりつけてやろうかとおもったり、吹雪のはしくれになって身を任せて楽しんだり。ふゆを過ごすムーミンの心情が細かく書かれていて、いつも出てくる家族や仲間たちが出てこない分、小さな冒険家ムーミントロールがとてもかわいかった。

Posted by ブクログ

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