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ムーミン谷の冬 新版 ムーミン全集5
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ムーミン谷の冬 新版 ムーミン全集5

トーベ・ヤンソン(著者), 山室静(訳者)

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ムーミン谷の冬 新版 ムーミン全集5

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/02/27
JAN 9784065169001

ムーミン谷の冬 新版

¥1,155

商品レビュー

4.7

14件のお客様レビュー

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2024/12/25

「いや、そんなことだめさ。自分の力で、のびのびさせてやるのがいいんだよ。この芽も、すこしはくるしいことにあうほうが、しっかりすると、ぼくはおもうな。」 冬を迎えたムーミン谷の中で、冬眠から何故か目覚めたムーミン。初めての冬という季節、その厳しさに挫けそうになりながらも、さまざま...

「いや、そんなことだめさ。自分の力で、のびのびさせてやるのがいいんだよ。この芽も、すこしはくるしいことにあうほうが、しっかりすると、ぼくはおもうな。」 冬を迎えたムーミン谷の中で、冬眠から何故か目覚めたムーミン。初めての冬という季節、その厳しさに挫けそうになりながらも、さまざまな人達と交流し成長していきます。ムーミンの成長を描くとともに、欠点を持ったキャラクター達がお互いを助け合い、受け入れ合う描写は、読んでいる私達に暖かな気持ちをもたらしてくれます。 また、ムーミン谷での冬の描写が具体的で面白く、冬に読む物語としてとてもピッタリだな、と感じました。 ラストでのおしゃまさんのオルガンの音色が響く中、ムーミンがあれほど嫌っていた冬に思いを馳せるシーンは、読者の我々に素晴らしい余韻を与えてくれるものです。 本当に素晴らしい物語でした。また来年、読み返してみようかな。

Posted by ブクログ

2024/10/25

厳しいフィンランドの冬のなかで、孤独に耐えながら他の生き物と関わって成長していくムーミンがとても愛おしい。冬は意地悪で悪いやつで、春は冬から助けてくれるものだと思っていたけど違っていた、冬と春は地続きだったんだ、というフレーズが、とても好き。そうなんだよね。生きていると、全く違う...

厳しいフィンランドの冬のなかで、孤独に耐えながら他の生き物と関わって成長していくムーミンがとても愛おしい。冬は意地悪で悪いやつで、春は冬から助けてくれるものだと思っていたけど違っていた、冬と春は地続きだったんだ、というフレーズが、とても好き。そうなんだよね。生きていると、全く違うと思っていたものが、実は繋がってて、あまり違わないことに気づいたりするんだよね。父親と母親が、万能じゃなくて自分と同じ人間なんだと気がつくみたいな。 大切にしたい言葉がたくさん出てきた。 また読みたいと思った。

Posted by ブクログ

2024/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ムーミンの冬って冬眠してるんじゃね?って思ってたけど、確かに始めは冬眠してた。月の光で起きてしまったムーミンは初めての冬を経験する。 いつもより人(?)も少ないし、雪一面で寂しくて寒くてムーミンは孤独感を感じる。でもそんな中おしゃまさんとかミイとかと一緒に春を待っていくお話。 ムーミンはどっちかっていうと冬どうしようって感じだったけど、おしゃまさんとかミイがあまりにも呑気すぎてそんな気抜いてもいいんだって思った。読んでて楽しかった。

Posted by ブクログ

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