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幻想と怪奇(1) ヴィクトリアン・ワンダーランド 英國奇想博覧會
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新紀元社 |
| 発売年月日 | 2020/02/21 |
| JAN | 9784775317617 |

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幻想と怪奇(1)
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
最近注目のシリーズの創刊号。あらかたの内容は期待通りだが(残念なものもあるが)、いかんせん誤字誤植が極めて多いのが残念。もう少し丁寧に校正しなくちゃ。 これ書いてから続き読み始めたけれど、「自家製薬籠中」って何よ。全くちゃんと校正を!最後の仕上げがお粗末で折角の貴重な本の価値が下...
最近注目のシリーズの創刊号。あらかたの内容は期待通りだが(残念なものもあるが)、いかんせん誤字誤植が極めて多いのが残念。もう少し丁寧に校正しなくちゃ。 これ書いてから続き読み始めたけれど、「自家製薬籠中」って何よ。全くちゃんと校正を!最後の仕上げがお粗末で折角の貴重な本の価値が下がってしまう。
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怪奇幻想小説て、どんなジャンルかよくわからなかったけど、正統派のそれを読んだのはこれが初めて。 三津田信三さんなどがよく本やTwitterの中で紹介しているので興味をもって、「幻想と怪奇」って聞いたなぁ!と思って購入した。 また、ミステリの前身が怪奇小説というのも知らなかったな。...
怪奇幻想小説て、どんなジャンルかよくわからなかったけど、正統派のそれを読んだのはこれが初めて。 三津田信三さんなどがよく本やTwitterの中で紹介しているので興味をもって、「幻想と怪奇」って聞いたなぁ!と思って購入した。 また、ミステリの前身が怪奇小説というのも知らなかったな。確かに雰囲気は通じているので感覚としてわかっていたという感じ。三津田さんはそういうきっかけで怪奇幻想小説にハマったのかあ。 リサ・タトルの「贖罪物(デオダント)の奇妙な事件」の中で、人が見たり感じたりする幽霊とは、残像だという考え方に賛成しますという主人公の台詞があるが、私も幽霊の存在はそうなんじゃないかと思っていたので、こういう考え方が他にもあると思って嬉しいような心持ちになった。 実際に見えることもあるのと、幽霊はやはり存在し得ないという考えが両立すると思った。 失踪クラブは、短編にふさわしく、怪奇幻想というワードにもぴったりの読み物で、外国文学になれていない私でもこれは面白いと思った。 下宿人は読んでいて本当に怖い気持ちになった。人間の恐怖心の仕組みをよく理解して書かれていると感じた。
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テーマは「ヴィクトリアン・ワンダーランド」。古い英国の雰囲気にどっぷりと浸って、少しずつ読みたい一冊。 とりあえず井上雅彦「霧先案内人」をお目当てに買ったのでした。期待通り、大好きな雰囲気の一編でした。夢のような悪夢のような、素敵な小品。 他にお気に入りはブラム・ストーカー「決闘...
テーマは「ヴィクトリアン・ワンダーランド」。古い英国の雰囲気にどっぷりと浸って、少しずつ読みたい一冊。 とりあえず井上雅彦「霧先案内人」をお目当てに買ったのでした。期待通り、大好きな雰囲気の一編でした。夢のような悪夢のような、素敵な小品。 他にお気に入りはブラム・ストーカー「決闘者」。なんとも酷すぎる物語ではあるのだけれど、ここまで突き抜けたブラックユーモアだとむしろ爽快ですらあるかもしれません。 そしてキム・ニューマン「ジキル博士とハイド氏、その後」が! ちなみに「ジキル博士とハイド氏」はむかーしに読んだきりで記憶があいまいなのですが。大筋を知っていれば理解できる話かな。まさかこんな後日譚にされてしまうとは……衝撃。でもこんな解釈もあり、かも。
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