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前方後円墳の時代 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2020/02/16 |
| JAN | 9784003812822 |
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前方後円墳の時代
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前方後円墳の時代
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商品レビュー
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1983年に岩波書店の「日本歴史叢書」の1冊として刊行された作品の文庫化。このシリーズは、石母田正『日本の古代国家』、佐藤進一『日本の中世国家』や、原口清『日本近代国家の形成』など今でも読み継がれるものが少なくないが、これもその一つ。 文献史料(魏志倭人伝とか)に全く頼らず、考...
1983年に岩波書店の「日本歴史叢書」の1冊として刊行された作品の文庫化。このシリーズは、石母田正『日本の古代国家』、佐藤進一『日本の中世国家』や、原口清『日本近代国家の形成』など今でも読み継がれるものが少なくないが、これもその一つ。 文献史料(魏志倭人伝とか)に全く頼らず、考古学的資料のみで弥生~古墳時代の終焉までをここまで体系的に論じるスケールは圧巻である(解説によると、今日では様々な異論も出されているようだが)。ゲラを読んだ同業者は「なんという本や。古墳時代の研究で、もうすることはない」と強い衝撃を受けたそうだ。自分のような門外漢にはなおさらである。 様々な考古学的資料をつないで全体像を出す際には、当然、推論が駆使される。矛盾、統一、相互浸透、共同体規制…、といった本書にしばしば顔を出す用語から、推論にはマルクス主義の強い影響が窺える。近年では、戦後歴史学へのマルクス主義の影響は、国民的歴史学運動の破綻などマイナスの側面が強調されることが多いが、それだけではないということも、本書は教えてくれる。
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文献資料を参照することはなく、徹底して遺跡と出土品から、古代の社会や生活を想像し説明を組み立てていく姿勢は、読んでいて知的興奮を覚えた。
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