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朔と新
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/02/06 |
JAN | 9784065175521 |
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商品レビュー
3.9
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Amazonの紹介より 兄の朔(さく)が1年ぶりに家へと帰ってきた。朔と弟の新(あき)は、一昨年の大晦日、父親の故郷で正月を迎えるために高速バスで仙台に向かい、バスが横転する事故に巻き込まれた。朔は視力を失い、盲学校での生活を送っていたのだ。大晦日に帰省することになったのは、新が...
Amazonの紹介より 兄の朔(さく)が1年ぶりに家へと帰ってきた。朔と弟の新(あき)は、一昨年の大晦日、父親の故郷で正月を迎えるために高速バスで仙台に向かい、バスが横転する事故に巻き込まれた。朔は視力を失い、盲学校での生活を送っていたのだ。大晦日に帰省することになったのは、新が母親と衝突したことが原因だった。本来の予定より一日遅れでバスに乗ったのが、運命を変えたのだ。 中学時代、新は長距離走者として注目を浴びていたが、ランナーとしての未来を自ら閉ざし、高校に進学した後も走ることをやめた。 そんな新に、突然、朔が願いを伝える。 「伴走者になってもらいたいんだ、オレの」 激しく抵抗する新だったが、バスの事故に巻き込まれたことへの自責の念もあり、その願いを断ることはできなかった。かくして兄と弟は、1本のロープをにぎり、コースへと踏み出してゆく――。 第58回野間児童文芸賞受賞作品。 中学受験の時に出題されたということで、読んでみました。ルビがふられているということで、子供でも読みやすくしていますが、内容としては意外とシビアな要素を含んでいるなと思いました。 バスの事故で負傷した兄弟。弟は軽傷で済んだものの、兄は失明。偶然が重なった結果ということもあって、色んなわだかまりを作ってしまいました。 「バスに乗らなければ・・」「両親と一緒に出掛けていれば・・」など「たられば」を作れば、キリがないのですが、物語は兄が家に帰ってきたところから始まります。 弟は弟として、兄は兄として、それぞれの視点を交互に読み解いていくのですが、それぞれの心の葛藤が滲み出ていて、読んでいて辛かったです。兄弟だけでなく、両親や兄の恋人といった心理描写も垣間見るのですが、どの立場から見ても、気持ちは理解できるのですが、それを何かしらの方法で伝わることによって、相手を傷つけることはなんとも歯がゆい思いにさせられます。 特に兄は表向きは明るく前向きに振舞っているものの、その心情を知ると、盲目になったということで、何とも複雑な気持ちにさせられます。 それでも、ブラインドマラソンを機に、兄弟の絆が試されようとしています。 事故を機に、弟は陸上を辞めたものの、兄の誘いでマラソンに挑戦します。 色んな心情はありつつも、兄のため、そして自分のために頑張る姿に応援したくなりました。 兄弟の青春ストーリーだけでなく、サバイバーズギルトや周囲から見た障がい者の印象など心の揺れ動きといった心理描写も丁寧に描かれていました。 ただ単にサポートをすることだけが、障がい者にとって良い事なのか?「普通」の生活をするためには、何が大切なのか?物語を通じて、色んなことを学びました。 ちなみにこの作品を用いた受験問題がネットにあったので、拝見しましたが、奥深いなと思いました。 言葉で伝えることの大切さや弊害となっていることをどのようにしてサポートしていくのかなど、ブラインドマラソンを通じての学ぶことがたくさんあって、色んな方に読んでほしいなと思いました。
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新と朔と梓がタッチの達也と克也と南のようだけど達ちゃんより暗くて捻くれてる新は嫌いじゃない。母親と息子の関係についても考えさせられた(こうはなりたくないと)。キロ8からスタートしてキロ5を切るところまで持っていくって兄弟にしても素晴らしい伴走者だと思う。伴走歴17年目にして、学べ...
新と朔と梓がタッチの達也と克也と南のようだけど達ちゃんより暗くて捻くれてる新は嫌いじゃない。母親と息子の関係についても考えさせられた(こうはなりたくないと)。キロ8からスタートしてキロ5を切るところまで持っていくって兄弟にしても素晴らしい伴走者だと思う。伴走歴17年目にして、学べるところが沢山あった。
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兄弟で挑むブラインドマラソン 自分の責任で兄の視力が奪われたと思い、それならば自分の大切なものも失いたい=走ることを辞めていた新だが、ある日兄から伴走者になって欲しいと頼まれる 強い人なんていない みんな支え合い、傷つけ合いながら生きている
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