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地獄くらやみ花もなき(肆) 百鬼疾る夜行列車 角川文庫
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地獄くらやみ花もなき(肆) 百鬼疾る夜行列車 角川文庫

路生よる(著者)

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地獄くらやみ花もなき(肆) 百鬼疾る夜行列車 角川文庫

定価 ¥660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/01/23
JAN 9784041087572

地獄くらやみ花もなき(肆)

¥330

商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

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2024/02/12

「では地獄に堕ちていただきましょう」 職も居場所もない、途方に暮れる青年"遠野青児"が迷い込んだ洋館で出会ったのは、人間離れした怖いほどの美貌をもつ着物の少年"西條皓。 青児は、「罪を犯した人間の姿が妖怪に見える」ことに悩んでいた。この体質を買われた...

「では地獄に堕ちていただきましょう」 職も居場所もない、途方に暮れる青年"遠野青児"が迷い込んだ洋館で出会ったのは、人間離れした怖いほどの美貌をもつ着物の少年"西條皓。 青児は、「罪を犯した人間の姿が妖怪に見える」ことに悩んでいた。この体質を買われた青児は、皓に半ば強制的に助手(ペット)して雇われる。 謎の美少年、皓の職は、罪人を暴き地獄へ堕とす、「地獄代行業」であった。 ‥ 夜行列車を舞台に皓の父親の命と地獄代行業の王座をかけて因縁の相手との対決。 もちかけられた要件は、乗客を死に追いやる執行人がいる中で、夜行列車の乗客を2名生き残らせること。 罪人が妖怪に見える青児の目に映ったのは、乗客全員の妖怪の姿だった。 ‥ これまで屋敷で地獄代行業をするしかなかった皓が自分自身と向き合い、青児も信じて待つ。今回の対決を経て自らの今後の生き方について見つめなおすところが印象的だった。 「なので、青児さんの百年を僕にくれませんか?」 2人の関係性も前進。続きが楽しみすぎるし、コミカライズも絶対素敵に違いない。 2024年2月12日

Posted by ブクログ

2023/10/21

<地獄代行業>の皓と助手の青児のもとへ、荊から果たし状が届く。 決闘の舞台となる寝台列車、<青い幻燈号>で待ち受けていたのは、6人の乗客たち。ひとり、またひとりと殺されていく乗客たち。乗客にまぎれた処刑人はいったい誰なのか? 地獄代行業を営む皓少年と、助手の青児の「地獄くらや...

<地獄代行業>の皓と助手の青児のもとへ、荊から果たし状が届く。 決闘の舞台となる寝台列車、<青い幻燈号>で待ち受けていたのは、6人の乗客たち。ひとり、またひとりと殺されていく乗客たち。乗客にまぎれた処刑人はいったい誰なのか? 地獄代行業を営む皓少年と、助手の青児の「地獄くらやみ花もなき」シリーズの4冊目です。 今回の舞台は豪華な寝台列車。そこで起こる連続殺人事件。 ミステリ的な舞台の中、犯罪者が妖怪の姿に見えるという青児の設定がうまく調和していて、ファンタジー側からも推理をすすめられるのが楽しいです。 そして、『そして誰もいなくなった』か『オリエント急行の殺人』か……と思わせて、別の文学作品に着地するのが美しくも寂しく儚い。 作品としてはまだ続きが出ているのですが、物語としては一区切り。 シリーズの最初から読み進めてくると、全てから逃げ続けていた青児の成長と、皓の弱さと優しさにじわっと来ます。 この先も2人のバディがまだ見られると思うと嬉しいですね。 ちなみに、コミカライズ版もとっても良いのでお勧めです!

Posted by ブクログ

2023/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

終盤の展開が驚きと切なさの連続だった。 執行人の辛い過去からの荊の仕掛けで絶望展開、からの荊の本当の動機等、ページめくる度に驚きと切なさがありました。完全な悪役だと思っていた荊の印象も、この本で変わりました。 鳥栖青年の「なぜ自分は自殺した兄のマネをしたのか」に対しての青児のアンサーがすごく好きです。

Posted by ブクログ

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