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極北 中公文庫
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極北 中公文庫

マーセル・セロー(著者), 村上春樹(訳者)

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極北 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2020/01/21
JAN 9784122068292

極北

¥330

商品レビュー

4.3

34件のお客様レビュー

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2025/02/01

文明が衰退し、荒廃した世界を生きるメイクピース。 読んでる間、もうずっとメイクピース!って思ってた(応援) この寒い季節に読んだものだから、自分も極寒の過酷な地に飛ばされた 気分になり、読み終わった時には、だいぶ消耗。 時代が過酷になった時、人は何を求めるか。 彼女のタフさから導...

文明が衰退し、荒廃した世界を生きるメイクピース。 読んでる間、もうずっとメイクピース!って思ってた(応援) この寒い季節に読んだものだから、自分も極寒の過酷な地に飛ばされた 気分になり、読み終わった時には、だいぶ消耗。 時代が過酷になった時、人は何を求めるか。 彼女のタフさから導かれたものは、すごくシンプルな希望だった。

Posted by ブクログ

2025/01/14

予断無く読むといいんじゃないかな。 明るい話ではないけれど読む価値のある作品だと思います。 読んだ人と語り合えると有意義な感じもしますね。

Posted by ブクログ

2024/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分一人しか生存者がいない町に住む、元警察官のメイクピース。ある日自分の蔵から本を盗もうとしたアジア人の女を捕まえる…。 何某かの異変で生存者が激減し、文明の崩壊した社会に生きる主人公の物語、サバイバル小説の様相を呈した前半から、後半他の人々との社会に交わりはじめる主人公。その生き様や心理描写の変遷が考えさせられる。 頻発する大地震、原発事故、複数国家間の戦争、疫病。現実世界もいつ崩壊してもおかしくないような飽和点にある現在、フィクションだからと安穏と読めるようなテーマではないかも知れない。生き残ることが正義であるのか?少なくとも生き残ることがラクな道ではないことは確かなようで…それでも、身体くらいは鍛えておきたいなぁと、考えてみたりする。

Posted by ブクログ