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ジゴサタ ~地獄の沙汰もお前しだい(1) ニチブンC
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ジゴサタ ~地獄の沙汰もお前しだい(1) ニチブンC

洋介犬(著者)

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ジゴサタ ~地獄の沙汰もお前しだい(1) ニチブンC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本文芸社
発売年月日 2020/01/29
JAN 9784537141962

ジゴサタ ~地獄の沙汰もお前しだい(1)

¥275

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2020/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これは、ヤバイイ漫画である。 当然と言えば当然なのだが、ここに感想を投稿するってコトは、自分が「良い」と感じた漫画を他に読んでもらいたいからである。漫画読みなら、大抵の者ならば持っているであろう「欲」だ。 しかし、この『ジゴサタ~地獄の沙汰もお前しだい~』をお勧めすると、「コイツ、頭がxxxなんじゃねぇか」と思われそうだな・・・まぁ、いいか、今更だし(笑) 先にも書いたが、ともかく、ヤバヤバしい。描写も、ストーリーも、キャラも、とにかく、グロくて、スプラッタで、バイオレンスを凝縮している。 ぶっちゃけたとこ、洋介犬先生の絵柄だからこそ、ギリギリ、何とか読める。それこそ、『職業・殺し屋』の西川秀明先生が同じモノを描いたら、いくら、私でも吐く、確実に。 もちろん、洋介犬先生の画力が低い、と酷評したい訳じゃない。自分の武器の活かし方を知っている、と言いたいのだ。 シンプルに説明すると、因果応報だろうか、この内容は。現世で悪行を働いた者が死んだ後に受ける、過激な厳罰が数多く描かれている。 この『ジゴサタ~地獄の沙汰もお前しだい~』の良さは、読み手に純黒、もしくは、真っ赤なスカッと感を与えてくれるトコだけでなく、ほんのちょっとした救いも挟んでくれている点だ。どういう救いか、は読んでくださった方に確認してもらいたい きっと、この救いが間に挟まれているから、読み手はキツくなりすぎないのだろうなァ。洋介犬先生、ありがとうございます。 江口夏美先生の『鬼灯の冷徹』と同じく、読み手に、地獄の存在を信じさせるだけの力が、確かにあるので、興味ある方は是非。まぁ、あんまりにもヒドい内容にショックを受けても、私や洋介犬先生は責任が取れないけど この台詞を引用に選んだのは、「おぉ」と思わず、声に出てしまったので。 説得力があるって言い方も違うかもしれないけど、妙にリアルだ。 実際、洋介犬先生も、こういう考え方を持っているのかも知れない。 確かに、事を成すべき最高のタイミングは「今」しかない。 それを逃さず、決断を下せる者だけが、どんな形であれ、歴史に名を残し、多くの者に覚えられるのだろうな。 勝手なお世話かも知れないけど、現在、『麒麟がくる』で明智光秀を演じている長谷川博己さんに、このページだけ読んで欲しいかも。 私も、今しか出来ない、と確信した時に、躊躇なく行動を起こせる者になりたいもんだ。 「人がね・・・何かを決断する動機って、打算や陰謀よりも、『今しかない』が強いんだよ。私もよく、『何故、あんなことをしたのか』と問われるが、『あの時しかできなかった』からだと思う。真相は、それ以上でもそれ以下でもない―――みな、色々と想像を膨らませてるがね」(by明智光秀公)

Posted by ブクログ

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