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怪物 ブッツァーティ短篇集Ⅲ
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怪物 ブッツァーティ短篇集Ⅲ

ディーノ・ブッツァーティ(著者), 長野徹(訳者)

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怪物 ブッツァーティ短篇集Ⅲ

定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東宣出版
発売年月日 2020/01/10
JAN 9784885881008

怪物

¥2,090

商品レビュー

4

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2025/05/29

東宣出版のブッツァーティ短篇集第3弾。前作までから引き続き大変にキレのある短篇が並ぶ。 奇譚、幻想、寓話。ブッツァーティが描くいずれもが秀作であるが、個人的には寓話が好きだ。人生こうすべきだ、というものではなく、人生こんなもんだしどうしようもないよねっていう儚さを感じる。 そして...

東宣出版のブッツァーティ短篇集第3弾。前作までから引き続き大変にキレのある短篇が並ぶ。 奇譚、幻想、寓話。ブッツァーティが描くいずれもが秀作であるが、個人的には寓話が好きだ。人生こうすべきだ、というものではなく、人生こんなもんだしどうしようもないよねっていう儚さを感じる。 そしてとりわけ寓話の中で用いられる、太陽の光、蛍光灯の灯りに照らされたオブジェクトをもって背景の様々を表現する技法。 照らされた部分が、生じた影が、その周りにいる人々のすべてを表現する。これは本当に見事で、私が「タタール人の砂漠」で彼に夢中になるきっかけになった最も顕著な特徴である。 これができるから、ブッツァーティの作品はすべて「が、美しい。」という語尾が付く。 奇妙だが、美しい。 残酷だが、美しい。 救いがないが、美しい。

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2023/08/15

無彩色寄りだった前2作と比べて、禍々しい赤と黒の表紙が印象的。ブッツァーティが作家として活動した期間全体から選ばれた18作品が収録された短編集。 衰弱から起こる変身や、避けようのない破滅などブッツァーティがよく用いた要素はありつつ、よりじわじわ追い詰められるような雰囲気の作品が...

無彩色寄りだった前2作と比べて、禍々しい赤と黒の表紙が印象的。ブッツァーティが作家として活動した期間全体から選ばれた18作品が収録された短編集。 衰弱から起こる変身や、避けようのない破滅などブッツァーティがよく用いた要素はありつつ、よりじわじわ追い詰められるような雰囲気の作品が多かったように思う。気付かないうちに今までの日常から逸れていってしまっている、とか、奇妙なものを奇妙なまま置いて生きていくしかない違和感、みたいなものを感じた。 好きだなと思った話は、エッフェル塔建設を舞台に起こる、バベルの塔物語「エッフェル塔」。人間の猜疑心と時間の残酷さを描いた「五人の兄弟」。ほんのりミステリー風味も感じる「密告者」あたり。

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2022/05/11

今回も面白かったけど今まで読んできたブッツァーティの中では一番ささってこなかったかもしれない、個人的には。 一番好きだったのは『可哀そうな子!』。 この手法のものは他にもそこそこ読んだことあるけどやっぱり好きだな。 たった一言のインパクトのでかさ。 あとは『ラブレター』、『五...

今回も面白かったけど今まで読んできたブッツァーティの中では一番ささってこなかったかもしれない、個人的には。 一番好きだったのは『可哀そうな子!』。 この手法のものは他にもそこそこ読んだことあるけどやっぱり好きだな。 たった一言のインパクトのでかさ。 あとは『ラブレター』、『五人の兄弟』、『密告者』が好きかな。 ブッツァーティお得意の、無駄に時間を浪費してしまうことや取り返しがつかないことへの恐怖と後悔があらわれてる話がやはり多かった印象。

Posted by ブクログ