アリス・ザ・ワンダーキラー 少女探偵殺人事件 光文社文庫

早坂吝(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2020/01/08
• JAN: 9784334779610

商品レビュー

2024/09/20

不思議の国のアリスを題材にしたミステリー２冊目。

主人公は名探偵を目指す少女アリス。
10歳の誕生日プレゼントは、白ウサギに似た青年がアリスの父親に頼まれて持ってきた
仮想現実の不思議の国での謎解きゲーム。
アリスは提示された５つの謎を制限時間内に解けるのか！？

アリス自身が不思議の国のアリスのファンという事で、ゲーム内の出来事を原作と照らし合わせたりしてて面白いなと思いました。

謎解きも図解があったりして理解しやすく、アリスと一緒に考えられて楽しかったです。

ただ、ちょっとアリス自身が何故かあまり好感が持てない……。
終盤の展開も、意表を突かれるものではありましたが、正直拍子抜けと言うか……置いてけぼり感でした。

ただ、それならそれで面白いなと思うので、この続きがあったらぜひ読みたいです。笑

2023/08/06

終盤の二転三転する展開と、伏線の回収はお見事。
母親の『固い職業』は全くの予想外だった。
そして、父親の言う『探偵の限界』が印象に残った。

2023/07/05

不思議の国をモチーフにした仮想世界に入る探偵を目指す少女アリス、仮想世界で謎を解く話。英語の授業でアリスを訳してたから思わずリンクして懐かしさが込み上げる。そうそうこんなキャラいたなーってなる。最後の展開は個人的に好き。だがちょっと物足りなかった