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皇室法入門 ちくま新書1470
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/01/06 |
JAN | 9784480072764 |
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皇室法入門
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)が男系男子は女性差別にあたると勧告したようなので、とりま、皇位継承議論の現在地を知るために読む。第一人者の新書。憲法第1条にある天皇と象徴の関係を読み解くことは難題だな、と感じた。書棚には皇室制度を説いた現在の学界の到達点と思える本もある。指...
国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)が男系男子は女性差別にあたると勧告したようなので、とりま、皇位継承議論の現在地を知るために読む。第一人者の新書。憲法第1条にある天皇と象徴の関係を読み解くことは難題だな、と感じた。書棚には皇室制度を説いた現在の学界の到達点と思える本もある。指導教員は「君主制を知れば憲法のすべてがわかる」といっていた。それだけに難解なのだろう。
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えも言われぬ不快感。 ま、現状の皇室関連の方を説明する者だからしょうがないのかもしれないが、女系天皇を許容できる、それを決めるのは国民であり、国会だという議論になるところで耐えれん。 先の大戦でも、我が国が命をかけて最後に守ろうとしたのは皇統だ。それは国民を犠牲にしてではなく、天...
えも言われぬ不快感。 ま、現状の皇室関連の方を説明する者だからしょうがないのかもしれないが、女系天皇を許容できる、それを決めるのは国民であり、国会だという議論になるところで耐えれん。 先の大戦でも、我が国が命をかけて最後に守ろうとしたのは皇統だ。それは国民を犠牲にしてではなく、天皇が国民を、国を、先人から受け継いできた歴史守ろうとしたからだ。 守るべきものは、歴史も憲法も知らない異国民が、国際法を無視してまで10日で拵えた憲法ではない。 まずは、日本とは何か、どうあるべきかをちゃんと考えようよ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最高裁判事も務めた園部氏が、皇室制度の仕組みを順序立てて解説している。議論がある事柄については、議論に当たっての視点やいくつかの有力な考え方が紹介されている。ところどころ園部氏自身の見解が記されてはいるものの、全体として、議論をリードするというよりも、議論の視点や前提知識を提供する内容が中心となっている。 天皇が象徴たる所以、天皇や皇族の活動の性質、「世襲」の意味、皇嗣と皇太子の違いなど、皇室制度を理解する上での基礎となる事項が分かりやすく整理されており、勉強になる。皇位継承の議論については、皇位継承資格の問題と皇位継承順位とは分けて議論すべき指摘した上で、これまでの議論の経緯や主な論点を整理し、また、象徴天皇制にふさわしい議論の在り方を示唆している。
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