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美しい距離 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/01/04 |
JAN | 9784167914264 |
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商品レビュー
4
60件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いつ来るかもわからない死が迫る入院中の妻を、 お見舞いや世話をする夫の目線でつづられたモノローグ。 この小説は、精神的に繋がりの強い人の死と向き合い始める良いきっかけになる。 印象に残ったフレーズが2つある。 1つめ。「配偶者というのは、相手を独占できる者ではなくて、相手の社会を信じる者のことなのだ」 家父長制と比べればモダンな考え方だ。この意見に賛成だし、配偶者とはこういう関係を築いていきたい。その方が面白いと僕は感じるから。 2つめ。「死ぬための準備期間のあるがんという病気に、妻のおかげで明るいイメージを持てるようになった」 配偶者の死に準備期間があることは、準備のできない突然死よりも喜ばしいことなんじゃないか。死は全ての人に必ずやってくるのだから。
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ガンに侵された妻を支える夫の話 ガンと聞くと、闘病 病と戦うイメージがあったけど、闘うばかりじゃないと気づいた タイムリミットを目の当たりにして、一つ一つのしぐさ、時間が愛おしくて愛されてた。
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人物名などの詳しい説明がほとんどなく、妻の看護中に感じた違和感や出来事を淡々と語った小説でした。名前を呼び合わないっていうのが家族っぽいなぁと思いました。 亡くなった奥さんに手を合わせることなどできない、と固まってしまった場面は泣けました。 自分も死ぬときは妻と同じがんがいい...
人物名などの詳しい説明がほとんどなく、妻の看護中に感じた違和感や出来事を淡々と語った小説でした。名前を呼び合わないっていうのが家族っぽいなぁと思いました。 亡くなった奥さんに手を合わせることなどできない、と固まってしまった場面は泣けました。 自分も死ぬときは妻と同じがんがいいと思い始めている、というのは看病する中でもはやがんは妻の命を奪った憎いものという存在ではなくなったんでしょう。 故人との距離は死後も遠くなったり、近くなったりする。距離が変化することは悪いことではない。悲しい話なのに悲観的ではなく、先の未来も感じられる静かな小説でした。
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