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烙印の森 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2020/01/17 |
JAN | 9784087440676 |
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烙印の森
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
登場人物の設定やストーリー展開など、それぞれの出来事の描き方が大胆でもあり、緻密でもある良作。 人物関係や過去と今とのつながりなどがやや複雑ではあるが、わかりづらくならないように、できる限り簡潔に書かれている。 そのため、登場人物の抱く感情やそれに基づく言動、敵同士・味方同士の...
登場人物の設定やストーリー展開など、それぞれの出来事の描き方が大胆でもあり、緻密でもある良作。 人物関係や過去と今とのつながりなどがやや複雑ではあるが、わかりづらくならないように、できる限り簡潔に書かれている。 そのため、登場人物の抱く感情やそれに基づく言動、敵同士・味方同士の利害関係の構図などがスッと頭の中に入ってくる。 読みやすいのに、ほどよいハードボイルドとロマン・ノワール(暗黒小説)の味わいを堪能できる。
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久しぶりの大沢在昌さん。 …こんなだったかなぁ? もっと自然にハードボイルドが感じられたのに、この本は登場人物がみんな「ハードボイルドやってます」みたいな主張が強すぎて。なかなか読み進められなかった。
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うーん、何とも中途半端な印象。星は正確には2.5。 事件現場専門のカメラマン・メジローはある理由で誰も見たことのない殺し屋フクロウを何年も探している。プロのボディーガードである知り合いからフクロウと出会えるかも知れない話を聞いた矢先、やはりフクロウを探している女戦士に協力を強制...
うーん、何とも中途半端な印象。星は正確には2.5。 事件現場専門のカメラマン・メジローはある理由で誰も見たことのない殺し屋フクロウを何年も探している。プロのボディーガードである知り合いからフクロウと出会えるかも知れない話を聞いた矢先、やはりフクロウを探している女戦士に協力を強制される。 ニューハーフのボディーガード、女戦士に車椅子の機械オタク、そして主人公であるカメラマン。奇妙なチームがそれぞれの理由で伝説の殺し屋を追うという設定は、馳星周さんの解説によるとアンドリュー・ヴァクスのバークシリーズのオマージュらしい。だから外見もセクシャリティも得意分野もバラバラな、引っくり返せばバランスの良いチーム設定ということか。 しかしページの三分の二ほどをチームが出来上がるまでと、メジローがフクロウを探す理由に充てられているため、そこまでがやや中弛みを感じる一方で残りの話が慌ただしく過ぎて行った感じがあった。 もしかしたら本来はガッツリした長編を書く予定が、大人の諸事情でページ数の大幅な削減になったのかも知れない。と勘繰ってしまうほどの急展開なのだ。 メジローの物語はもっと色んな陰謀やドラマで膨らませることが出来そうだし、他のメンバーの話や関係、単なる仕事だけではなさそうな鹿屋刑事のフクロウに対する執着、肝心なフクロウそのものや激闘など色々掘り下げて欲しいところがあった。 フクロウの正体についてはビックリだったが、不幸体質なあの子だけは救いがあると良いのだが。 最後もぶつ切りされたような感じで勿体ない。今後もこのチームが続いたら…なんていう予定も無さそうだ。
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