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母の愛、僕のラブ
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母の愛、僕のラブ

柴田葵(著者)

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母の愛、僕のラブ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 書肆侃侃房
発売年月日 2019/12/16
JAN 9784863853874

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商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2023/11/03

字の通り短い歌なのに、その中にぎっしり情景や感情が凝縮されている。学校で詠む短歌がこの本だったら、きっと短歌に魅了されて、短歌の事で日常頭がいっぱいだっただろうなと思う。

Posted by ブクログ

2023/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帯のキュアおでんの歌が最強に可愛くて手に取った。 「プリキュアになるならわたしはキュアおでん 熱いハートのキュアおでんだよ」 それに、 あの友は……小田原でも生きている、の歌を読んだのは短歌のガチャポンだったかしら??? あぁ、あの人なのね、と気付く。 けれど読めばこの歌集は、生きることを歌う歌集だった。 生きるって、上がったり下がったりとっ散らかってて、色とりどりでぐちゃぐちゃで、 その中にふと、綺麗や可愛いや嬉しいが紛れ込んでいるものだと思う。 くさっていると見逃しちゃうけど、いちいち気付いて幸せを感じる人で在りたいなぁと思って生きてきた。 そのことをまた改めて強く思った。 「おでん しかも大根として生きてゆく わたしはわたしの熱源になる」 「ケンタッキー詰めて河原に行きましょう、ピースニピース五ピースパック」 「「弟よ、全責任のはんぶんを持ってわたしは嫁いでいくね」」 「桃色の片想い 揖保乃糸 いろつきの麺をよろこぶ大人になりたい」 「デスメタルバンド心にひとつありライブを続けて解散しない」 "peace2peace、5pieceパック"(多分だけど。)もそうだけど、言葉遊びのような、 全く違う単語の欠片を見付ける目線。 それは見付けるというか、浮かび上がるように?感じられる心に幾度もハッとさせられた。 「ヌードルに潜んだヌーに湯を注ぐ 三時間後に台風がくる」 「カロリーメイトメイトが欲しい雨上がり駅のホームでほろほろ食めば」 どうしたことか、柴田さんの"あとがき"を読んでいたら涙が出てきた。 「私は、私の大切な家族とともに」から「私のことは忘れて、あなたにしてください。」の部分。 自分でも、私のどこにどのように触れられたのか分からないが、泣けた。 きっとそれだけこの歌集が、私の真ん中まで届いたのだろう。

Posted by ブクログ

2023/10/13

表紙が可愛く、タイトルにも惹かれて。 クスッと笑えるものや、グッとくるもの。 こういうのが詠めるのが羨ましい。

Posted by ブクログ