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不良役者 梅宮辰夫が語る伝説の銀幕俳優破天荒譚
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2019/12/17 |
JAN | 9784575315035 |
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不良役者
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商品レビュー
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一般に年寄りの昔話というのは若い人から嫌われがちだけれども、こんなに面白い昔話があるだろうか。良くも悪くも(今からすると悪なのだが)社会がゆるやかだった時代から令和に至るまでを、まさにスターとして生き抜いた著者。 その思い出話を読むと、私達がいかに昭和という時代から異なる時...
一般に年寄りの昔話というのは若い人から嫌われがちだけれども、こんなに面白い昔話があるだろうか。良くも悪くも(今からすると悪なのだが)社会がゆるやかだった時代から令和に至るまでを、まさにスターとして生き抜いた著者。 その思い出話を読むと、私達がいかに昭和という時代から異なる時代に生きているのかと感じさせられる。それは、俳優が「いい女、いい酒、いい車」を手にするスターだった時代である。このスターの遍歴に思わず引き込まれる。これがもうぶっ飛んでいて書きようがない。 そして同時に、映画という産業もスポンサーなどに縛られなかった時代の話である。いまの芸能界、映画界は、スポンサーなどさまざまなものに縛られ、真に迫る表現がないという話は、暴力団の排除などによって清潔になった時代の、なんとも皮肉な結末ではないか。 著者の代表作と言えば「仁義なき戦い」と「不良番長」があげられることが多いけれども、著者自身が挙げるのは1967年公開の「花札渡世」。名優伴淳三郎扮するいかさま師と主人公梅宮辰夫扮する博打打ちの大勝負が見どころだ。このバンジュンさんとの共演が、著者が代表作として挙げる理由の一つ、そしてもう一つ、鰐淵晴子さんは著者をときめかせた数少ない女優なのだという。 この本の面白さは、出演作品について「内容は覚えてない」が頻出する、あっけらかんとした態度にあると思う。それでいながら亡くなっていった先輩や仲間を偲び、冗談を混ぜながら語るところに、著者の人となりが現れているように感じられる。それは冒頭にある「俺が体験した映画や芸能界、俺が出会い交流したスターの話を存分に楽しんでくれよ」という呼びかけにも現れている。スターとして生きるという覚悟は「東映の看板を背負う」と決めて銀座に繰り出した若かりし日からの、著者の決意だったのではないか……とも思うのである。
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時々、Yahoo! JAPAN で内容が紹介されていたので購入。 昭和って感じで個人的には大変面白かった。 若い人には???ってな箇所も多いと思うけどね。
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