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この色を閉じ込める 中公文庫
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この色を閉じ込める 中公文庫

石川智健(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2019/12/19
JAN 9784122068100

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商品レビュー

3.5

9件のお客様レビュー

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2024/09/30

管轄内で病死した女性が残していた日記。そこから薫と赤川は寂れた村に隠された10年前の秘密に辿り着く。閉塞感漂う因習など前半は面白かったのだけれど、後半は少し唐突でご都合主義な面もあった。

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2023/04/16

立川署の刑事2人が自然死と判断された女性の日記の内容が気になり、休日を利用して動く。 女性は、離婚していたが息子がいてその成長を喜んでいるかの内容が記されていた。 だが彼女の息子は幼い頃に亡くなっていたのだ。 身寄りのない彼女の死を残された人に伝えるべく、2人が行った先は、西多...

立川署の刑事2人が自然死と判断された女性の日記の内容が気になり、休日を利用して動く。 女性は、離婚していたが息子がいてその成長を喜んでいるかの内容が記されていた。 だが彼女の息子は幼い頃に亡くなっていたのだ。 身寄りのない彼女の死を残された人に伝えるべく、2人が行った先は、西多摩郡にある二荘村である。 村ならではの伝統や風習、そして言い伝えなど。 まさに一昔前のサスペンスドラマでも見てるかのよう。 人を喰らうという噂のある村。 亡くなっているはずの息子を監禁しているという村の三役やその彼が逃げたという後に次々とおこる殺人事件。 終幕での語りにいったいこれは…となる。 2人の刑事、バツイチで三十路を超えている愛想も趣味もない薫と貢いだ後に捨てられた金はあるがモテない冴えない赤川のコンビというのは面白くて楽しめた。

Posted by ブクログ

2021/11/26

シリーズ第2弾。 閉塞的な村で10年前に起きた事故死とされている少年の死の真相を追うお話。 その村で50年前、15年前、10年前と起きた出来事と村に言い伝わる祭りの秘密事。 村人が隠している事。 謎の老婆。 などなど・・・・ 出だしから最後までずっと気になることだらけで一気...

シリーズ第2弾。 閉塞的な村で10年前に起きた事故死とされている少年の死の真相を追うお話。 その村で50年前、15年前、10年前と起きた出来事と村に言い伝わる祭りの秘密事。 村人が隠している事。 謎の老婆。 などなど・・・・ 出だしから最後までずっと気になることだらけで一気読みしました。 終始読み心地は村の風習がテーマなだけに、暗くゾクっとするような雰囲気で、読了後もけっしてハレバレスッキリ爽快ではないが、きちんとまとまっている一冊。

Posted by ブクログ

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