この色を閉じ込める の商品レビュー
管轄内で病死した女性が残していた日記。そこから薫と赤川は寂れた村に隠された10年前の秘密に辿り着く。閉塞感漂う因習など前半は面白かったのだけれど、後半は少し唐突でご都合主義な面もあった。
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立川署の刑事2人が自然死と判断された女性の日記の内容が気になり、休日を利用して動く。 女性は、離婚していたが息子がいてその成長を喜んでいるかの内容が記されていた。 だが彼女の息子は幼い頃に亡くなっていたのだ。 身寄りのない彼女の死を残された人に伝えるべく、2人が行った先は、西多...
立川署の刑事2人が自然死と判断された女性の日記の内容が気になり、休日を利用して動く。 女性は、離婚していたが息子がいてその成長を喜んでいるかの内容が記されていた。 だが彼女の息子は幼い頃に亡くなっていたのだ。 身寄りのない彼女の死を残された人に伝えるべく、2人が行った先は、西多摩郡にある二荘村である。 村ならではの伝統や風習、そして言い伝えなど。 まさに一昔前のサスペンスドラマでも見てるかのよう。 人を喰らうという噂のある村。 亡くなっているはずの息子を監禁しているという村の三役やその彼が逃げたという後に次々とおこる殺人事件。 終幕での語りにいったいこれは…となる。 2人の刑事、バツイチで三十路を超えている愛想も趣味もない薫と貢いだ後に捨てられた金はあるがモテない冴えない赤川のコンビというのは面白くて楽しめた。
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シリーズ第2弾。 閉塞的な村で10年前に起きた事故死とされている少年の死の真相を追うお話。 その村で50年前、15年前、10年前と起きた出来事と村に言い伝わる祭りの秘密事。 村人が隠している事。 謎の老婆。 などなど・・・・ 出だしから最後までずっと気になることだらけで一気...
シリーズ第2弾。 閉塞的な村で10年前に起きた事故死とされている少年の死の真相を追うお話。 その村で50年前、15年前、10年前と起きた出来事と村に言い伝わる祭りの秘密事。 村人が隠している事。 謎の老婆。 などなど・・・・ 出だしから最後までずっと気になることだらけで一気読みしました。 終始読み心地は村の風習がテーマなだけに、暗くゾクっとするような雰囲気で、読了後もけっしてハレバレスッキリ爽快ではないが、きちんとまとまっている一冊。
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あらすじから想像していた内容とは少し違ったけどコンビの刑事のキャラも好ましく謎を解くテンポもいいから一気に読み終えた。ヒロインと同じ目線で最後まで謎解きができたからスッキリするはずが…オカルト、迷信、呪い、あまり好きではないけれど現実との対比で明かされていくのはゆっくり理解できて楽しめた。ラストは背筋がゾッとしたけれど。
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孤独死した一人暮らしの女性。事件性はないように思えたが、彼女の遺した手記に疑問を覚えた刑事が個人的に捜査をすることに。そして訪れた村で起こる凄惨な連続殺人。過去にいったい何があったのか。サスペンス感溢れるミステリ。 閉鎖的な田舎の村で連続殺人、という魅力的な筋書きだけれど、そこに...
孤独死した一人暮らしの女性。事件性はないように思えたが、彼女の遺した手記に疑問を覚えた刑事が個人的に捜査をすることに。そして訪れた村で起こる凄惨な連続殺人。過去にいったい何があったのか。サスペンス感溢れるミステリ。 閉鎖的な田舎の村で連続殺人、という魅力的な筋書きだけれど、そこに至るのは半分くらいになってから。しかしそれまでの謎部分でも充分に引っ張られました。死んだ子の成長を見守るかのような手記は、ただの想像や願望と捉えてしまえばそれだけなのに。その違和感に食い下がっていく刑事の執念(というか、単なる好奇心のような気もしますが)にも魅せられます。そして思いがけないところからのあの真相にはぞくりとさせられました。タイトルの意味もそういうことだったのか。
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嘘のようなウソの興味深い仕掛け - 石川智健「この色を閉じ込める」 ★★★★☆ なかなか興味深い仕掛けだな!ウソのようなウソって感じでしょうか。 タイトルのなぞは取ってつけたような最終章で明かされますが、そこはいらなかったと思う。 そしてこのタイトルは著しく引きが弱いので改題し...
嘘のようなウソの興味深い仕掛け - 石川智健「この色を閉じ込める」 ★★★★☆ なかなか興味深い仕掛けだな!ウソのようなウソって感じでしょうか。 タイトルのなぞは取ってつけたような最終章で明かされますが、そこはいらなかったと思う。 そしてこのタイトルは著しく引きが弱いので改題したほうがいいかな。「時をかける嘘」なんてどうだい!?映像化のときは、宮下草薙の草薙さん主演でお願いします。
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刑事の薫と赤川が休みの前に確認した現場に残されたノートから続く、奇怪な話。結論はさておき東京にそんな街があるかどうかだが、ありそうな雰囲気もあり、結構怖そうなところもあるが最後は直球、カーブなんでもアリで怒涛のラスト。でも最後に秘密が。ああ、、、終わり方がちょっと感動に欠けるので...
刑事の薫と赤川が休みの前に確認した現場に残されたノートから続く、奇怪な話。結論はさておき東京にそんな街があるかどうかだが、ありそうな雰囲気もあり、結構怖そうなところもあるが最後は直球、カーブなんでもアリで怒涛のラスト。でも最後に秘密が。ああ、、、終わり方がちょっと感動に欠けるので、3つ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
殺害された女性が書いていた日記をもとに、ある村の真相を探っていく話。ミステリー物。 最後まで読んで、タイトルの意味がわかった。そう考えると怖いな。 うーん、村人のみんながみんな嘘ついてるけど、本当の悪役はあの人しかいなかったんじゃないかなと思う。タイトル通り、色を閉じ込めてしまった人しか。でも、村の重役はいなくなったし、これからどうなることやら。……むしろ、それが最初から狙っていたなら怖って思った(唯一生き残った家族だし)。
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人食い伝説を残す村で殺人事件が発生。住人の口から上がった容疑者の名は、十年前に死んだ少年のものだった。恐怖度・驚愕度ナンバーワン・ミステリー。
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