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「いいんだよ」は魔法の言葉 君は君のままでいい
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 梓書院 |
発売年月日 | 2019/12/18 |
JAN | 9784870356610 |
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「いいんだよ」は魔法の言葉
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
【概略】 「名前を書くだけで合格できる」「ヤンキー揃い」と言われ続けた福岡の私立高校が、いつしか不登校といった様々な事情を抱える生徒達を受け入れるようになった。「頑張れ」ではなく「もう頑張ってるね」、「できないことを嘆く」ではなく「できていることを認め合う」、そして積み上げる形...
【概略】 「名前を書くだけで合格できる」「ヤンキー揃い」と言われ続けた福岡の私立高校が、いつしか不登校といった様々な事情を抱える生徒達を受け入れるようになった。「頑張れ」ではなく「もう頑張ってるね」、「できないことを嘆く」ではなく「できていることを認め合う」、そして積み上げる形が単位型の学校に昇華された。そんな福岡の私立高校である立花高校の足跡、考え方、先生・生徒・保護者の声、そして未来が詰まった一冊。 2023年05月09日 読了 【書評】 今週末(2023年5月13日)にちょっと親子間のコミュニケーションスキルなんて話題で講演をすることになって。子ども経験はあるけど親経験がない自分を補完するために最近はこのテの本を手に取ってる。 日本の教育制度は義務教育の「義務」の解釈が変わらない限り、そしてその解釈をマインドセットとして親も子も持たない限りヤバいと思っていて。 誤解を恐れずに、言葉の選択を荒々しくさせてもらうとさ、日本の義務教育(6年3年の「計9年」を、どんな学力到達状態であろうが卒業させるという形)って、ラインに乗っかったナニカが組み上がってナニカになって梱包されて送り出されるみたいなさ。・・・で、ラインに乗っかってる過程で、チェックが入る訳じゃない?そのチェック項目が一つしかないからさ、当然そのチェック項目を満たさないと、はじかれる訳よ。そんな感じ。(今はもう斜陽の国だけど)品質の高さを誇る工業国ならでは、でしょう? ところがさ、ラインに乗っかってるナニカはさ、無機質な部品じゃなくてナマモノなんだよね、感情のあるね。そりゃ辛いよねぇ。たまたま自分はさ、勉強って意味でははじかれる感じにはならなかったけど・・・社会に出てはじかれた感を自覚したよ。「普通」っていうチェック項目にね。そして自分もまたこの「普通」っていうチェック項目で、他人をはじいてしまっていたよ。本書にもあるけど「優しいだけじゃ社会に出て通用せん」とか思ってたし言っちゃってたからね。 本書の立花高校が採用している単位制という考え方、いいね。本当にさ、パパッと理解できちゃう子なんてどんどん好きなだけ勉強させちゃえばいいのよ。ちょっと時間がかかる子は、自分のペースでやればいいのよ。9年っていう枠(結果)を平等と捉えちゃってるからできるひずみは、理解の早い子にも遅い子にも起きるよ。罪深いよ。皆で一緒に入学・卒業っていう「皆で」って概念をどれだけ壊せるか、カギだよね。「いやいや、立花高校が高校だから単位制ができたんだよ」って言葉が出てきそうだけどさ、そのマインドセットを義務教育に反映させようってことなのよ。「9年預かる」っていう「義務」じゃなくて「何年かかろうが国が定める一定学力に達するまでは面倒見る」っていう「義務」にさ。 ・・・と、それはそれとして、本書の中にある経営が悪化(生徒数3名)した時代の先生に渡されたお給料が毛糸玉2つのエピソード(立花高校は私立)は、ここだけ切り取られると、やれ権利だなんだと騒ぐ人達が喜びそうなネタだよねぇ。本書では美談にするつもりじゃなく、その後に受け取った先生方がヤケ酒したってエピソードもついてて。聖人君子じゃないよ先生はってトコをちゃんと見せてくれてるのだよね。これね、会社を経営する立場だったり、家計をやりくりする親の立場だったりすると、本当に身につまされる。好きなようにのんびりと伸び伸びとしてもらうためには、強くなくちゃいけないのですよ、色々と。じゃないと本当に毛糸玉を渡すことになっちゃう。そういう現実を沢山見てるから「社会に出ると甘くない」という言葉を簡単に言いたくなっちゃうというね。毛糸玉の時代の校長先生、男泣きに男泣きしたそうな。そりゃそうだ。めっちゃ気持ち、わかるし、羨ましい。お金じゃないナニカでつながってる幸せ。 自由闊達にやれる組織(家庭)づくり、そのための強さ、そしてその強さとは別の、色々な生徒さんを受け入れる強さ。この両方の強さを備えないといけないなと思った次第。
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※このレビューにはネタバレを含みます
図書館にて、発達障害やエントリシートなどの中でこの本はなぜか埋もれていた。白地の背表紙に簡素な文体。周りには、もしも子供が発達障害と言われたら?とか、絶対合格エントリーシートなど不安をあおったり、人をそそのかしたりするようなオドロオドロシイ書面の中で異彩をみた気がして、手に取った。 不登校だった子が、入学式に出席するにあたり、様々な苦労があることが書かれていて、そうなんだと独りごちた。 教室を想像するに、まさに様々なカラーの生徒たちが思い浮かぶ。そのままでいい。相手を否定せずに、当たり前をほめる。とても難しいことだと思った。
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立花高校の齋藤校長を紹介した本。 初めて齋藤校長の話を聞いた時の感動が蘇ってきます。 この本を読むだけでなく、実際にお話を聞いたり、動画を観ることをおすすめします。
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