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泣いたあとは、新しい靴をはこう。 10代のどうでもよくない悩みに作家が言葉で向き合ってみた
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泣いたあとは、新しい靴をはこう。 10代のどうでもよくない悩みに作家が言葉で向き合ってみた

日本ペンクラブ(編者)

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泣いたあとは、新しい靴をはこう。 10代のどうでもよくない悩みに作家が言葉で向き合ってみた

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2019/12/11
JAN 9784591164839

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商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2024/09/12

 学生の様々な悩みに答えてくれるこの本。中には自分に近い悩みもあったし、あんまり考えたことのないような悩みもありました。でも、悩みがあるのは自分だけではないんだと思いました。  また、作家さんみんなのメッセージがとても優しくて。知っている作家さんもいましたし、知らない作家さんもい...

 学生の様々な悩みに答えてくれるこの本。中には自分に近い悩みもあったし、あんまり考えたことのないような悩みもありました。でも、悩みがあるのは自分だけではないんだと思いました。  また、作家さんみんなのメッセージがとても優しくて。知っている作家さんもいましたし、知らない作家さんもいたのですがみんな温かかったです。

Posted by ブクログ

2024/06/23

恋愛のこと、体のこと、校則のことから、人種や同性愛など深刻な悩みまで、若者の悩みに著名人が回答を寄せて出来ている本です。1つの悩みにつきだいたい2人が回答されていて、偏りをなくそうとされてるのかなと好感が持てました(回答が1人の場合もあります)。大人が本気で回答しているのに加えて...

恋愛のこと、体のこと、校則のことから、人種や同性愛など深刻な悩みまで、若者の悩みに著名人が回答を寄せて出来ている本です。1つの悩みにつきだいたい2人が回答されていて、偏りをなくそうとされてるのかなと好感が持てました(回答が1人の場合もあります)。大人が本気で回答しているのに加えて、回答者の人柄というか考え方というか、そういうものが回答から垣間見えるのが興味深いです。 ドリアン助川さんの前書きと森絵都さんのあとがきが素晴らしかったので、個人的な備忘として記録しておきます。 ・ドリアン助川さんの前書き: 「この本に収められた作家や翻訳家たちの言葉は、少々辛辣だったり、あるいは自由奔放に過ぎると感じられるかもしれません。納得のいかない意見もあるでしょう。でも君はたぶん、世界が一新されるような言葉にこの本のなかで出会うはずです。それは、地平線の向こうまで歩いていくための、君の新しい靴なのです。さあ、泣いたあとは新しい靴をはこう。新たな風景に出会う君の旅は、今日これからも続きます。」 ・森絵都さんのあとがき: 「あなたが真剣に受けとめようとしたとき、その言葉は、あなたのための言葉になります。あなたの心にぴたっとはまれば、今後の人生を歩んでいく上での「お守り」にもなり得ます。もちろん、あなたは受け入れないかもしれない。自分とは違う、と思うかもしれない。そのときは、どこがどう違うのか考え、自分自身を見つめ直すチャンスにしてください。本気で心をぶつければ、相手も本気で返してくれるーー縁あってこの本を手にしてくれたあなたが、少なくとも、それだけは感じてくれますように。そして、この先、あなたが本当に困ったとき、まわりの誰かに相談する勇気を出してくれますように。」 「未来へ歩み出すための靴はあなたの中にあります。」

Posted by ブクログ

2022/05/23

森絵都さん、平野啓一郎さん、茂木健一郎さん、浅田次郎さんなどそうそうたる作家が10代の悩みに作家が本気で回答している一冊。こんな豪華メンバーが回答しているとは思わず読み始めたので回答者の顔ぶれに一番驚きました。親には相談しにくいけど悩みがある10代がそっと読んで勇気をもらうのに最...

森絵都さん、平野啓一郎さん、茂木健一郎さん、浅田次郎さんなどそうそうたる作家が10代の悩みに作家が本気で回答している一冊。こんな豪華メンバーが回答しているとは思わず読み始めたので回答者の顔ぶれに一番驚きました。親には相談しにくいけど悩みがある10代がそっと読んで勇気をもらうのに最適で子供にそっとわたしたい一冊です。一方で、大人が読んでも「こんな深刻な悩みがあるのか」と自分が通らなかった10代の闇をみるのは視野が広がるのでオススメです。 ●森絵都さんの「あとがきにかえて」が素敵 各回答はぴたっとハマるなと思うものもあれば「うーん」というのもあります。でもハマるものがあれば「お守り」として大切にしていく。本を読むときもそういうスタンスですよね。これは日常生活でも「大人」が言うことに盲目的に従いすぎない、つまり、自分で考えるというのをわかりやすく表現しているのではないかと(深読みかもしれませんが)感じました。 ●分人キタ! 平野啓一郎さんといえば、、「分人」という概念ですよね。わたしはこの概念にとても共感しているのですが、10代の悩みにもこの分人をもってコメントされていてとてもおもしろかったです。詳しくは「私とは何か――「個人」から「分人」へ」を読んでみてください。 ●人のせいにして生きない 親の経済的理由で進学や部活を諦める事案が出てきます。高校無償化の中でそういう話になるのが辛く感じました。困難に負けずに頼れる大人に支援の方法を教えてもらって力強く進んでほしいと思いました。 ●犯罪はしっかり然るべきところに相談する 顧問からのセクハラの事案はとても心が痛みました。わたしも部活の顧問に平手をうけたりした経験があったからです。やりすぎではと思いましたが、当時は他のチームもそんな感じだったのでそういうものかと思っていましたが、それは正しい指導ではないです。冷静に判断できる人間になってほしいです。

Posted by ブクログ

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