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死を招くファッション 服飾とテクノロジーの危険な関係
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 化学同人 |
| 発売年月日 | 2019/12/05 |
| JAN | 9784759820140 |
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死を招くファッション
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
主に18〜20世紀にかけてのファッションにまつわる怖いお話です 古くはシラミを媒介する軍服や裾を引きずり街中のホコリ(や病原菌そのたあらゆるもの)を家の中に誘い込むスカート、毒を持つ緑色、つくる人もかぶる人も殺すフェルト帽子、履いた人の皮膚がただれる靴下、長く垂れ下がるファッショ...
主に18〜20世紀にかけてのファッションにまつわる怖いお話です 古くはシラミを媒介する軍服や裾を引きずり街中のホコリ(や病原菌そのたあらゆるもの)を家の中に誘い込むスカート、毒を持つ緑色、つくる人もかぶる人も殺すフェルト帽子、履いた人の皮膚がただれる靴下、長く垂れ下がるファッショナブルなそれでいて都市生活には不向きなスカーフ、など危険で魅力的なファッションについて論文並の内容がそろってます。 一方現代では自分が履いてるパンツ1枚、材料はどこから来て誰がどんなところで縫製し、ここまで運ばれてきたかわからなくなってしまいました。現代はこういったファションの危険性が非常に見えにくくなっています。 ファッションが好きな人ならこのことについて知ること、知ろうとすることは必要な姿勢ではないかと感じました。
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これはジャケットプラステーマ買い。 今写真で振り返っても美しいドレスや帽子にまとわりつく暗い陰。 服飾売り場で買ったものを無条件に信じ、着ている。 まさか着衣しただけで、あるいはうっかり口にくわえてしまっただけで、彼岸にいってしまうなんて誰が思うだろう。 この本のおもな舞台...
これはジャケットプラステーマ買い。 今写真で振り返っても美しいドレスや帽子にまとわりつく暗い陰。 服飾売り場で買ったものを無条件に信じ、着ている。 まさか着衣しただけで、あるいはうっかり口にくわえてしまっただけで、彼岸にいってしまうなんて誰が思うだろう。 この本のおもな舞台は19-20世紀前半のパリやロンドンなどの大都市だ。 悪質な環境で害のある化学繊維を使って作業せざるをえなかった労働者。 炎が明かりとして身近にあったからこそ、燃え移って火だるまになるレーヨンやモスリン素材。 メインテーマではないか、動物たちの搾取によってつくられる装飾や毛皮、剥製の数々。 そして、それらは現代にまで続いている。 私は着物を着るのだが、昔の着物は正絹という素材でできているものが多い。 絹は、蚕を犠牲にできている。 ファストファッションでなにも考えずに買う洋服の染色は、製作過程は、劣悪でないといえるのだろうか。 本書の印象に残った2文を引用する。 こうした帽子の流行のスタイルとシルエットは、なんと寿 命が短かったことだろう。それと対照的に、有害とわかっていつつ帽子 作りに利用された化学的毒物は、なんと寿命が長いことだろうか。 ファッションの力はあまりにも強くて、実用性はしばしば スタイルに打ち負かされた。それが今も続いている。
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過去のおしろいに鉛が含まれていたというのは知っていたけれど、それだけじゃない。鮮やかな緑のドレス、ふんわりとしたレース、裾を引きずる優雅な長いドレス。図表や絵画をふんだんに使い、目にも美しく、そして恐ろしく死を招く姿が想像できる。 ドラマティックなだけでなく、事実を述べるだけ...
過去のおしろいに鉛が含まれていたというのは知っていたけれど、それだけじゃない。鮮やかな緑のドレス、ふんわりとしたレース、裾を引きずる優雅な長いドレス。図表や絵画をふんだんに使い、目にも美しく、そして恐ろしく死を招く姿が想像できる。 ドラマティックなだけでなく、事実を述べるだけではなく、読んでいて楽しく面白いのがうれしい。 現代を生きる私たちも、ふとした拍子にファッションが要因で死ぬ。マフラーやストールを何かに巻き付けて窒息したり、厚底の靴で階段から転げ落ちたりと、当たり前のように日常に危険は潜むのだ。そしてサプライチェーンリスク。身に着けるもの、口に入れるものが安全じゃないと誰が保証してくれるのだろう。 読みながら思ったのはは「日本版のこんな本を読んでみたい」ということと、それから「過去の死を招くファッションを選択した彼らを無知だと笑えない」ということ。 面白かった。オススメ。
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