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ゲームの王国(上) ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2019/12/04 |
JAN | 9784150314057 |
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ゲームの王国(上)
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商品レビュー
4.2
60件のお客様レビュー
全編にわたって著者の初期衝動が爆ぜまくっていて、一気に読みました。 昔、仕事でポルポトやクメールルージュのことをかなり調べました。 資料的な理解が進めば進むほど、理解の本質からは遠のく違和感がずっとあった。こういう時代だったとは頭でわかる。けれど、人々の息遣いや、緊張感や、死...
全編にわたって著者の初期衝動が爆ぜまくっていて、一気に読みました。 昔、仕事でポルポトやクメールルージュのことをかなり調べました。 資料的な理解が進めば進むほど、理解の本質からは遠のく違和感がずっとあった。こういう時代だったとは頭でわかる。けれど、人々の息遣いや、緊張感や、死は、どうしても質量を伴って身体に落ちてこなかった。 あのとき、この本が世の中にあったら良かった。 いつだって、胸を刺すのは誰かの人生の物語。 多くの生きる喜び、死への痛みに刺され続けた上巻でした。 下巻も楽しみです。
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2024年25冊目 山本周五郎賞を受賞された本作の上巻。それぞれのキャラを覚えるのに苦戦したが、共産主義の世界を理解するのに非常に良い一冊。まだ話の途中なので、トータルの評価は下巻で。
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カンボジアで起きた、社会主義による革命の群像劇。タイトルにある通り、まるでゲームのように各人の物語が結びついていく。そして命が奪われていく。 上巻は壮大な序章という感じ。最重要人物と思われるムイタックの目的が、初めて上巻の最後で示された。下巻での活躍に期待している。 随所に登場...
カンボジアで起きた、社会主義による革命の群像劇。タイトルにある通り、まるでゲームのように各人の物語が結びついていく。そして命が奪われていく。 上巻は壮大な序章という感じ。最重要人物と思われるムイタックの目的が、初めて上巻の最後で示された。下巻での活躍に期待している。 随所に登場する特殊能力にはじめは戸惑ったが、上巻を読み終える頃には世界観を支えるスパイスとして受け入れられた。時代小説と思って読み始めたのに徐々にその様態が変わっていったのは、面白い体験だった。
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