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ほんとうの願いがかなうとき
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ほんとうの願いがかなうとき

バーバラ・オコーナー(著者), 中野怜奈(訳者)

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ほんとうの願いがかなうとき

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 偕成社
発売年月日 2019/11/28
JAN 9784037269708

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商品レビュー

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2023/08/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

主人公の女の子チャーリーの母は、精神を病んでいて娘2人の世話もできない。瞬間湯沸かし器と言われる、喧嘩っぱやい父は拘置所に入ってしまったので、あと数ヶ月で高校を卒業する姉さんは親友の家に住まわせてもらえる事になったが、チャーリーは1人、会ったこともない母親の姉夫婦の家で暮らすために田舎に来なくてはならなかった。 5年生にしては、思考が幼いかなと思えるが、安心して眠り、家族に愛されていることを感じられなかった子どもの心は、いつも小さなプライドや不安と戦っていて成長も遅いのかもしれない。また、父親の怒りっぽさを受け継いで?すぐに怒りが爆発して人を蹴ったり傷つけるような言葉を言ってしまう。そんな彼女は毎日、ラッキーアイテムを見つけては願い事をしている。願いはいつも同じ一つのことだが、4年生の頃からずっと同じ事を願い続けている。 田舎町の学校では先生との相性も悪く、自分を馬鹿にしたり、意地悪をするクラスメイトばかりで、唯一優しく、おせっかいと言いたくなるほど世話焼きで脚が良くないハワードは家も近所の男の子。チャーリーとは性格も行動も全く違うが、近所を彷徨く野良犬をチャーリーが可愛いと思い、自分で飼いたいと言うと、一緒に犬を捕まえようと応援してくれる。その事から急に仲良くなり、努力してもなかなか捕まらず諦めかけた時に“ウィッシュボーン”と名付けた犬を捕まえる。 犬は賢く、チャーリーが大好きで片時も離れようとしない。犬やハワード、愛情深い伯母のバーサとその夫である無口で無骨だが頼りになるガス、男の子ばかり5人の兄弟が賑やかな愛情深いハワードの家族達に囲まれて、皆から「ここにいてくれてありがとう」という愛を受け、次第に変わっていく主人公の成長に胸が熱くなる。 子どもの成長に愛情が不可欠と言うことを強く感じる物語。登場人物も素敵で単なる良い人ではない。 出版は2019年だが、読み落としていた一冊。小学校高学年の児童に是非勧めたい。 余談かもしれないが、チャーリーのバーサに対する印象が最初の時と後の時と、変化している。そういった細かいところも、私にとって心の変化を表現していて、読み返して、より、好きになる要素だ。

Posted by ブクログ

2023/01/18

父は拘置所に、母からはネグレクトを受け姉と別れて叔母夫婦の家で生活することになるチャーリー。 親からの愛情を受けられずに育ったためか最初のうちは頑なに色んなものに反発する。 でもその全てを受け入れてくれる叔母夫婦や友人のハワードとその家族の愛情を受け、少しずつ心を開いていくチャ...

父は拘置所に、母からはネグレクトを受け姉と別れて叔母夫婦の家で生活することになるチャーリー。 親からの愛情を受けられずに育ったためか最初のうちは頑なに色んなものに反発する。 でもその全てを受け入れてくれる叔母夫婦や友人のハワードとその家族の愛情を受け、少しずつ心を開いていくチャーリーの姿に心を打たれました。 犬のウィッシュボーンも大きな役割りを果たしています。

Posted by ブクログ

2022/04/08

家庭崩壊し里親(伯母夫婦)に引き取られた子供の、成長の様子をつづった物語で、子ども目線で語られる。 こういう境遇に置かれた子どもの成長過程として、こうだったら良いなのベストの展開という気がする。単純明快で後味も良いけど、こんな素直に成長するかな?という感想も湧いてくる。

Posted by ブクログ

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