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聡乃学習
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2019/11/27 |
JAN | 9784344035379 |
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商品レビュー
3.7
19件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エッセイの感想はちょっと難しい。割合新しい装丁だったので、コロナ禍以降の話かな、と思ったのですが、2014年10月〜2019年9月まで、雑誌に掲載されたものを集めたらしく、コロナ禍のしんどさはなく、心穏やかに読めます。 ただまあ、筆者がアラフィフを意識する期間だったのか、はたまた掲載された雑誌に合わせてか、“年をとったものだよなぁ、健康を意識せねばなぁ”ネタが多いかもしれません。 私の中ではやはり永遠のキミちゃんですから、前回読んだ『マダムだもの』の頃のイメージなんですよね。 凄く関係ない話を挟むと、高校時代の演劇部の先輩が彼女とそっくりで(顔の話)、当時とても良くしてもらったし、mixiなんかで暫く繋がっていたのですけれど、私がmixiやめてからは連絡もとらなくなり。元気にしているのかしら、と思い馳せたりしました。これも老化の片鱗ですかね。 『むきだしのステージへ』冒頭で登場する、戦後の大スターが気になって気になって。雪村いづみさんかな。三人娘で唯一ご存命らしく、おおっとなった。飾らぬ自分で居心地よく生きるって良いですよね。体面など気にせず、本当のありのまま。私も初老と言って良い年齢に差し掛かりつつ、でもまだ難しい。 年をとってから田舎暮らしって、しんどそうな気がするなぁ。寧ろ、年をとったら都会の方が暮らしやすそうな気がする。 グリーン車、ひとつの席に親1人子2人×2って凄すぎない?? 子の年齢にもよるけど、一人は九九の練習をしていたと言うし。下の子はスマホを使いこなしていたらしいし。恐るべし。 狭くて前の席蹴っちゃいそう。 グリーン繋がりで、小林聡美さんはグリーンハンドの持ち主のようですね。私は真逆。植物をすぐに枯らしてしまうブラックハンドの持ち主。あれこれ手出ししすぎるのがかえって悪いそうです。 心底から田舎暮らしへの憧れがないので、その辺りは全く共感しないのですが、自給自足や丁寧な暮らし系への「わぁ、凄いですね」感ならまあわかる。でも、なりたいとは思わない。便利な暮らしが快適だ。海の上の岩場暮らしなんて、真水が船での配達??のみだなんて。いざと言う時が不安で仕方ないわ……。 車上メイクだったかは忘れてしまったけれど、『やっぱり猫が好き』のワンシーン。キミちゃんが仕事の面接の稽古をつけてもらっているシーンで、レイちゃんが「あんた、電車でこう言うふうなの見てだらしないなって思わない?」と問われ、つい小林聡美さんの本音が洩れた、と言う感じで「思うーーー!!」と応える場面があった。車上メイクだった気がするけれど。まあ、そんなことを思い出したりしました。 山歩き。こわいこわい。 小学生の頃、子ども会のキャンプでやっぱり足を滑らせて一人、5年生か6年生、年長組の女の子が怪我をしてうちの父におんぶされてハイキング?山歩き?を断念したことがあった。 実際私は誰よりも運動音痴だったろうし、ズルズル滑るような木の根と泥と落ち葉の山道を歩かされるのは本当に苦行でしかなく、全く良い思い出とは言えない。 素人には危険すぎる。 高校の時の沖縄修学旅行で歩かされた洞窟なんかも極めて滑りやすく、天井も低く、おまけに暗く。こう言ったことには後ろ向きだ。自然と触れ合うのは、公園くらい、いや、近所の散歩道、人様の家の庭の花々、果樹くらいで丁度良い。海沿いの公園を晴れた日に歩くのは、時折魚なんかも跳ねて癒される。 でも大自然ともなると、触れない方がいい、とすら思うのであった。 本作は、あとがきまでが本編と思います。
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小林聡美さんのエッセイは、じんわり染みる。 淡々と描かれた日常からは、何に媚びるでもなく、自然体な様子がうかがえて心地いいのだ。 このエッセイでは、好奇心旺盛でいろいろな事に挑戦している様子、年齢と共に鈍くなる運動神経の話、飼い猫の話、などが描かれる。 日々穏やかに、あまり後ろ...
小林聡美さんのエッセイは、じんわり染みる。 淡々と描かれた日常からは、何に媚びるでもなく、自然体な様子がうかがえて心地いいのだ。 このエッセイでは、好奇心旺盛でいろいろな事に挑戦している様子、年齢と共に鈍くなる運動神経の話、飼い猫の話、などが描かれる。 日々穏やかに、あまり後ろを振り向かずに過ごしているのではないかと思いながら読む。 共感すること多し… 鈍くなる運動神経の話は本当に他人事ではなかった。 昔とったなんとやらはもう通用しないと感じる今日この頃。 日々を大切に、好奇心のアンテナをしっかり立てて過ごしたいもの。 あ~、面白かった。
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相変わらずの小林さんの日々の徒然を綴ったエッセイ。飾らず、素朴に、でも好きなことはコツコツと、日々を丁寧にのびのびと過ごしている様子が滲み出て、こんなオトナになりたいなぁといつも思わせてくれる。
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