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となりのアブダラくん
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/11/21 |
JAN | 9784065175743 |
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となりのアブダラくん
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
転校生はパキスタンから来たイスラム教徒。 みんなと違うってどういうこと? 配慮するのは特別扱い? 合わせないのはワガママ? お互いガマンするのでなく、きいてみよう、伝えよう。 知らないことは怖いこと。だからブラックボックスに手を突っ込もう。
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率直に言って悪くはないが、?な点が多かった。 もちろん、異文化、多様性の共存をテーマにしている点はとても重要だと思うが、物語の細部まで良く練って作られていると良かったのにと思いました。 パキスタンからきたアブダラ君は、主人公の優柔不断な小学6年生とは全く違うタイプ。先生に言われ...
率直に言って悪くはないが、?な点が多かった。 もちろん、異文化、多様性の共存をテーマにしている点はとても重要だと思うが、物語の細部まで良く練って作られていると良かったのにと思いました。 パキスタンからきたアブダラ君は、主人公の優柔不断な小学6年生とは全く違うタイプ。先生に言われるままにアブダラくんのお世話係になってしまい、お祈りの為に部屋を開けてあげたりしているのに、ありがとうも言わない。モヤモヤしながら過ごすが、結局、習慣や認識が違っていて、心を開けば友達になれるってことなんだけど、母国語が日本語ではない子のための先生の態度とか、いくら6年生でも1人の子の負担が重すぎること、校長が最後にいい顔をしているが、その前の段階でそんなに本質のわかっている人物像ではなかったことなど、腑に落ちなかった。
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児童書というのはとても考えられて書かれているので、どれもこれもいい本ばかりです。 この本はイスラム圏の子供が転校して、異文化との交流を描いている作品なのですが、リアルだなと思うのが、言葉が分からない、片言である事でその人を一人の人間として見ず、子供のように扱ってしまうことあります...
児童書というのはとても考えられて書かれているので、どれもこれもいい本ばかりです。 この本はイスラム圏の子供が転校して、異文化との交流を描いている作品なのですが、リアルだなと思うのが、言葉が分からない、片言である事でその人を一人の人間として見ず、子供のように扱ってしまうことありますよね。特に片言で話す人をかわいく感じてしまったりしますが、母国語を完全に扱えて、多国語を片言というのは僕ら言語弱者からすると上手なはず。それなのに半人前の人間と相対しているような錯覚が生まれてしまいます。 ブレイディみかこさんの本の中で「他人の靴を履いてみる」という言葉がありますが、共感ではなく、自分からその境遇になる事を想像できる力が大事だと思います。
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