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まばゆい残像 そこに金子光晴がいた わたしの旅ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 産業編集センター |
発売年月日 | 2019/11/13 |
JAN | 9784863112469 |
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まばゆい残像 そこに金子光晴がいた
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
100年前の金子光晴の旅を追う、著者。 金子光晴の詩や散文を引用しながら、著者の30年の旅の記憶を引き寄せる。 旅人であることに「ある種の寂しさや物足りなさを感じるようになった」著者は、ある時NYに「住んだ」。それからも旅を積み重ね今こう思うと書く。「金子光晴の文庫本を持ち...
100年前の金子光晴の旅を追う、著者。 金子光晴の詩や散文を引用しながら、著者の30年の旅の記憶を引き寄せる。 旅人であることに「ある種の寂しさや物足りなさを感じるようになった」著者は、ある時NYに「住んだ」。それからも旅を積み重ね今こう思うと書く。「金子光晴の文庫本を持ち、汗をかいてその雫が頬から顎をついた乾いた大地に落ちるのをぼんやりと眺めるような旅をしてみたいと」。 自分の旅の記憶が蘇る。
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久しぶりに小林紀晴の本を読む。小林紀晴は写真家であるが、こういった旅についての写真付きのエッセイをよく書いている。 詩人の金子光晴が旅をし、著作に書いている場所、マレー半島の小さな町だったりパリだったりを小林紀晴も訪ねる。あるいは、それとは関係のない、小林紀晴自身の旅や人生につい...
久しぶりに小林紀晴の本を読む。小林紀晴は写真家であるが、こういった旅についての写真付きのエッセイをよく書いている。 詩人の金子光晴が旅をし、著作に書いている場所、マレー半島の小さな町だったりパリだったりを小林紀晴も訪ねる。あるいは、それとは関係のない、小林紀晴自身の旅や人生についても書かれている。 小林紀晴の文章は、ややありきたりのもの。でも写真は好きだし、書中で紹介されている金子光晴の詩の選択も好き。
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沢木『深夜特急』で少なくないワカモノがバックパッカーとなってアジアを目指し、その源流を遡るようにして金子光晴『マレー蘭印紀行』をも手にする、という時期があった。どうやらその1人だったらしい小林の旅と、金子光晴の詩や『マレー蘭印紀行』の世界とが重なり合い、響き合う。金子の詩もマレー...
沢木『深夜特急』で少なくないワカモノがバックパッカーとなってアジアを目指し、その源流を遡るようにして金子光晴『マレー蘭印紀行』をも手にする、という時期があった。どうやらその1人だったらしい小林の旅と、金子光晴の詩や『マレー蘭印紀行』の世界とが重なり合い、響き合う。金子の詩もマレー蘭印も、私は好きで何度か読んでいるのだけれど、バブルと名付けられた時代に、アジアへ向かったワカモノたちは、沢木や金子に何を読み取っていたのだろうか、とばかり考えてこれを読んだ。
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