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縄文王国やまなし
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 求龍堂 |
| 発売年月日 | 2019/11/08 |
| JAN | 9784763019271 |
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縄文王国やまなし
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
夏休みの間、ペットボトルロケットを作ったりする博物館の出張イベントがショッピングモールで開催されていたのですが、そのひとつに縄文土器の展示がありました。 それまで知らなかったんですが、山梨県は「縄文王国」なのだそうです。フルーツ王国はともかく、縄文王国ってなんだよって感じですが...
夏休みの間、ペットボトルロケットを作ったりする博物館の出張イベントがショッピングモールで開催されていたのですが、そのひとつに縄文土器の展示がありました。 それまで知らなかったんですが、山梨県は「縄文王国」なのだそうです。フルーツ王国はともかく、縄文王国ってなんだよって感じですが、山梨県と長野県の中部高地は、縄文中期の中心地で遺跡も数多く出土しているんだとか。 縄文中期(約5000年前)とはいえ、現在と地形はそう変わらないだろうし(富士山が今の形になったのは約一万年前)、なぜ平地ではなく、こんな山の麓や盆地が栄えたのか? こちらは2019年に九州国立博物館で開催された展示会の図録。 九州で山梨の縄文展示?と思いますが、山梨県のルミエール・ワイナリー会長の発案だとか。 この会長つながりらしいコラムが掲載されていて、学術的なものからポエムみたいなものまであってびっくりしますが、図録だけあって土器や土偶の写真は大変わかりやすい。 山梨からは水煙文土器など珍しい形の土器も発見されているんですが、過剰な装飾は本来の目的である煮炊きには向かないとか、有孔鍔付土器の穴はなんのためにあるのかわかっていないとか(酒、ひいてはワイン作りという萌える説もあり)、イノシシとヘビとカエルがひとつの土器にデザインされているのはなんの物語を象徴しているのかとか、この頃の土偶は釣り上がった目をしているとか(「差別的」と言われる、あの細いつり目なんですが、縄文人ってこんな顔してたんですかね)、いろいろおもしろいです。 じつは、家からそれほど遠くないところでも発掘調査が行われていて、そこからも顔面把手付土器や土偶がきれいな状態で発見されています。どうせたいしたことないだろうと気に留めてなかったんですが、現地での展示説明会なんかもあったみたいで惜しいことをしました。 そもそも縄文時代ってなんなのか。 言われてみれば当たり前なんですが、縄文時代って日本史だけの区分なんですよね。世界史だと新石器時代。 最新の研究により、縄文時代、弥生時代の捉え方も私が学校で習った頃とは結構変わっているようです。ここらへんも気になるのでお勉強してみたいと思います。 以下、引用。 2 土器には本来の用途である煮炊きに向かないほどの過剰な装飾がなされ、 縄文時代の最盛期の中心地帯は中部高地の山梨県と長野県の一帯でした。 17 土器は煮炊きをする機能があるが、現代の我々が大切にしているシンプルな使い勝手など一蹴した装飾性が特徴である。 自由な文様のデザインにみえてもそこには一定の集団による規定の枠がはまっているという。 土器の不思議な装飾は、縄文人の言葉による共通のイメージをシンボル的に転写したと思われるのである。 32 水煙文土器は、1960(昭和35)年に長野県富士見町の曽利遺跡の発掘調査ではじめて完全な形でみつかった。 この土器は1972(昭和47)年に10円はがきのデザインに採用 50 山梨の中期土器、そこには縄文人と動物との深い関わりを示す装飾が多くみられる。 イノシシ・ヘビ・カエル 75 この時期の中部高地の土偶は、釣り上がった目が特徴。 106 日本遺産「星降る中部高地の縄文世界─数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅─」 山梨県の6市 (甲府市、笛吹市、甲州市、韮崎市、北杜市、南アルプス市) 長野県の8市町村 (富士見町、原村、茅野市、諏訪市、下諏訪町、岡谷市、川上村、長和町) 黒曜石 星糞 星のかけら 134 水煙文(すいえんもん)土器 静かな水に石を投げた時の同心円的水文ではない、水文の連続、水の動きを複雑性として造形化している。つまり繰り返しの造形ではなく、繰り返しを崩した連続した流れるイメージである。 当時、誕生しても小さな子供の時に死んでしまうことが多かった。家の入口の土のところに甕を埋めてそこに死んだ乳幼児を入れて毎日その上を通る、という風習があったようだ。
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