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死ぬより簡単 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2019/11/12 |
JAN | 9784334779306 |
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死ぬより簡単
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
久しぶりのハードボイルド?こういう渋いカッコ良さは歳を重ねた男の人がしっくりきていい。 4つの短編それぞれの主人公が危険な空気感を出して優しくて強くて…モテる。どのラストも主人公が哀愁を漂わせた背中を見せて終わってる感じが、やっぱりカッコいいんだな。
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正確には★2.5。 1990年初出の短編集。 表題作は、ある町で起きた殺人事件の手口が記憶喪失となり一般人として暮らしているかつてのプロの殺し屋であることから起こる狂騒。 被害者が二重スパイであり、元殺し屋が被害者が情報を流していた片方の組織にかつて雇われていたことから、敵対し...
正確には★2.5。 1990年初出の短編集。 表題作は、ある町で起きた殺人事件の手口が記憶喪失となり一般人として暮らしているかつてのプロの殺し屋であることから起こる狂騒。 被害者が二重スパイであり、元殺し屋が被害者が情報を流していた片方の組織にかつて雇われていたことから、敵対している二つの組織で真相の探り合いが始まる。 元殺し屋の記憶は戻ったのか、事件の犯人は元殺し屋なのか。 事件の真相は途中で見当がつくものの、そのせいであっちもこっちも大騒ぎなのがなかなか面白い。オチもなかなか。 「ビデオよ、眠れ」 CMの脚本作家である主人公が知り合いから耳にした、引退した元アイドルが出ていたという政府広報のビデオを巡ってどんどん不穏になる事件。 うーん、30年前とは言え今の日本と変わらずそんな気概があるかなという疑問。またそのビデオに人気絶頂のアイドルならともかく、さほど売れないまま引退したアイドルが出ていたところでどれだけの効果があるか、疑問。 「スウォッチ・ブレード」 情報アナリストが主人公ということで、五條瑛さんの鉱物シリーズを思い出したが、こちらもなかなかハード。 しかし読み終えてみれば、何だかなぁというのは虚しさが残る。愛国心って何だろう。 「12月のジョーカー」 知らなかったが「ザ・ジョーカー」シリーズの一編らしい。人探しを主とするジョーカーが依頼を受けた途端に怒濤の展開。何が何だか…とオタオタしているうちに終わった感じ。結局、ジョーカーがここまで首を突っ込む必要あったのか? 結局楽しく読んだのは表題作のみだった。新宿鮫シリーズや佐久間公シリーズは好きなのだが、好みとそうでないものが分かれる作品集だった。
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中編になるのだろうけれど、ショートショートを読んだような気分になるのは作家が長編の人だからかな。 それぞれ異なったシチュエーションで楽しめました。音響の話が興味深かったです。
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